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ニコン、ステッパーなど好調で業績予想を上方修正

~デジカメは売上増ながら当初見込みには未達

3月の発売以後も好調だったD70
 株式会社ニコンは12日、2005年3月期中間期(4月1日~9月30日)の連結業績を修正した。修正後の予想は、前回発表時(9月29日)より売上高が80億円減の3,120億円(2.5%減)、経常利益が36億円増の46億円(360%増)、純利益が48億円増の78億円(160%増)。当初の予想に対し減収増益となる。

 修正の理由として、半導体製造装置など精機事業の収益性改善と、デジタルカメラの売上高が見込みを下回ったことを挙げている。

 精機事業は、国内とアジアで半導体市況が改善したことで半導体製造装置が伸張。また、液晶製造装置への投資も活発化し、収益の改善につながった。

 デジタルカメラは、レンズ交換式一眼レフカメラ「D70」および交換レンズ、コンパクト機のCOOLPIX 5200/4200/4100の貢献で前年同期の売上高を大きく上回ったものの、当初見込みには達しなかった。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/2004/finance/041112j.htm


( 折本 幸治 )
2004/11/12 17:18
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