トキナーは、デジタル専用広角ズームレンズ「AT-X 124 PRO DX II」を発売する。発売時期は、キヤノン用が12月5日、ニコン用が11月7日。価格は9万4,500円。
AT-X 124 PRO DX II
レンズ構成図
2004年に発売された「AT-X 124 PRO DX」の後継機種。APS-Cサイズ相当のセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラに対応する。ニコン用は新たにAFモーターを搭載したことで、ボディ内に新AFモーターを搭載しないニコン「D60」や「D40」でもAFが使用可能になった。また、AF制御ギアユニットの採用により、静音性とスムーズなAF駆動を実現したという。焦点距離は12~24mm、開放F値はズーム全域でF4。
光学系はAT-X 124 PRO DXに引き続きP-MO非球面レンズ1枚と複合非球面レンズ1枚、および超低分散ガラス1枚を含む11群13枚で構成。フォーカスリングをスライドさせることでAF/MFを切り替える「フォーカスクラッチ機構」やインナーフォーカスも同様に採用する。また、コーティングの改善により、従来より描写性能の向上を図った。