ペンタックスは、デジタル専用交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL II」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円台後半の見込み。
同じくデジタル専用交換レンズとして、「smc PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8 ED」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円台前半の見込み。
■ DA 18-55mm F3.5-5.6 AL II
既存の「DA 18-55mm F3.5-5.6 AL II」(2004年11月発売)をリニューアルした製品。「K20D」および「K200D」のキットレンズとして購入すると、約1万円で入手できる。
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DA 18-55mm F3.5-5.6 AL II
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レンズ構成図
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従来製品から光学系を変更し、ハイブリッド非球面レンズや異常低分散ガラスを採用するなど高画質化を図ったのが特徴。「有効1,000万画素以上の高精細画像に対応する」という。また、同社の「DA★ 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM」などと同じく、汚れに強いSP(Super Protect)コーティングをレンズ前面に施している。
レンズ構成を9群12枚から8群11枚に変更。35mm判換算で焦点距離27.5~84mm相当の画角が得られる。最短距離0.25m、最大撮影倍率0.34倍の仕様に変更はない。絞り羽根は6枚。
AF後にMFでのピント合わせが可能なクイックシフトフォーカスシステムを搭載。レンズマウントは金属製。本体サイズは68×67.5mm(最大径×全長)。従来製品から変化はない。重量は約220g(フード除く)。
■ DA 55-300mm F4-5.8 ED
一般的な50-200mmクラスよりも望遠側を拡張し、約5.5倍のズーム倍率を実現したデジタル専用レンズ。35mm判換算で焦点距離82.5~450mm相当の画角が得られる。
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DA 55-300mm F4-5.8 ED
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レンズ構成図
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レンズ構成は8群12枚。2枚にED(特殊低分散)ガラスを使用する。レンズ前面にはSPコーティングを採用。最短撮影距離は1.4m、最大最杖倍率は0.28倍。クイックシフトフォーカスも備える。
金属製のレンズマウントを採用。本体サイズは71×111.5mm(最大径×全長)、重量は約440g。
■ URL
ペンタックス
http://www.pentax.co.jp/
ニュースリリース
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2008/200803.html
製品情報(DA18-55mmF3.5-5.6AL II)
http://www.digital.pentax.co.jp/ja/lens/index35_normalzoom.html#12
製品情報(DA55-300mmF4-5.8ED)
http://www.digital.pentax.co.jp/ja/lens/index35_longzoom.html#04
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( 本誌:折本 幸治 )
2008/01/24 10:10
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