ソニーが11月に発売する中級デジタル一眼レフカメラ「α700」の外観を撮影できた。装着したレンズは同時発売のDT 16-105mm F3.5-5.6である。αマウントで同クラスの前機種となるコニカミノルタα-7 DIGITALとの比較も交えてお届けする。
α700はソニーαマウント待望の中級機。11月16日に発売される。1,224万画素の「Exmore」CMOSセンサー、3型92.1万画素液晶、CFとメモリースティックデュオのデュアルスロットなどが搭載される。
α700ではソニーの各事業部とのコラボレーションによる特色がいくつか備えられているが、シャッター音もそのひとつ。まずは、ソニーの音響開発チームがチューニングしたシャッター音をお聴きいただき、α700の各部をご覧いただきたい。
※下記のリンクをクリックすると、シャッター音のダウンロードを開始します。(MP3形式、約12秒)
【α700のシャッター音】
※撮影した個体は試作機です。外観等が製品版と異なる場合があります。
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「Exmore」CMOSセンサー
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手前がメモリースティックデュオ、奥がCF
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右手側操作部。十字キーはジョイスティックになった
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右手側上部の操作部。ホワイトバランスなどのコントロールは、ダイヤルから独立したボタンに変更された
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左手側操作部
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モードダイヤルは左手側上部に移った。ユーザーが設定値を登録できる「MR」ポジションがダイヤルに新設されている
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ファインダー下は、接眼を検知してAFなどを動作させるアイセンサー
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ファインダー内
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ストロボを内蔵する
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ホットシューはコニカミノルタ時代から続く独自形式
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上がHDMI端子、下がUSBとAV出力
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上がリモート端子、下が電源端子
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充電池はα100のNP-FM55HからNP-FM500Hに変更。ただし充電器は同じものが使える
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ボディキャップにも大きなαのロゴがつく
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同梱されるアクセサリー
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同梱されるリモコン。再生機能が大半だが、左上にレリーズボタンがある
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■ 縦位置グリップ
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縦位置グリップ「VG-C70AM」を装着したところ
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縦位置時にもボディ単体時と同等の操作性を実現するため、縦位置グリップにも多数の操作部材が備えられる
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レンズとグリップの位置関係を横位置と揃えるため、縦位置ボタンのシャッターボタンやダイヤルが、中央部にオフセットされている。グリップセンサーも備える
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■ 液晶表示
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3型液晶モニター以外に表示部材がないため、各種設定値はすべて3型液晶モニターに表示される
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縦位置で構えると、それを検知して表示も縦位置に回転する
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Fnボタンを押すと、パラメータ設定画面の項目がシナバーに反転する。ジョイスティックで反転させる項目を選び、設定を変更することができる
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新設された「クリエイティブスタイル」の設定画面。デフォルトではCボタンを押すと表示される
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Dレンジオプティマイザーの設定画面。効果を5段階で調節したり、3段階に効果を変えた写真を自動的にブラケティング撮影する機能が追加された
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感度設定画面。通常設定はISO3200まで。拡張設定でISO6400まで設定できる
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メニュー画面
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■ 付属ソフト
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RAW現像などの機能がある「Image Data Converter SR」は、新開発のVer.2に。RAWデータにクリエイティブスタイルやDレンジオプティマイザーを適用する機能がある
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「Image Data Lightbox SR」は画像のセレクト、整理、RAW現像が行なえるソフト
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カメラをPCから遠隔操作する「Remote Camera Control」も付属する。このほかソニー独自の画像管理ソフト「Picture Motion Browser」、携帯電話などに画像をメールで転送するための「i-Jumpエンジン」などが付属する
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■ α-7 DIGITALとの比較
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右がα-7 DIGITAL。マウントの金属部分がα-7 DIGITALよりも拡大しているが、これはマウント部を強調するデザインのためで、広がった金属部分を利用するレンズが登場するというわけではないそうだ
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■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/dslr/products/body/DSLR-A700/
α700関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/09/07/6998.html
■ 関連記事
・ 写真で見るソニー「α100」(2006/06/20)
( 本誌:田中 真一郎 )
2007/09/27 00:23
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