ソニー、歴代αを無料点検する「αクリニック」を開催

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ソニー、歴代αを無料点検する「αクリニック」を開催

ハンズオンコーナーに展示されたVario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA

　ソニーは3日、都内で「αクリニック」を開催した。

　同イベントは、銀塩カメラを含む歴代αシリーズの無料点検を軸に、α100、レンズなどのハンズオン、セミナーを行なうもの。2月に大阪、福岡、広島、名古屋で開催され、今後は10日に仙台(ソニー仙台第2ビル)、17日に札幌(ソニー札幌ビル)で開催される。

　3日は開場前から熱心な100人近くのαユーザーが行列を作り、開場時間を30分早めた。

　無料点検では、2台までのボディと2本までのレンズを持ち込むことができる。ローパスフィルター清掃はできないが、各部の点検、調整、清掃が可能。また、窓口の担当者に機材についての相談をすることもできる。

　これまで開催されたαクリニックでは点検の窓口を3つ設けていたが、いずれも予想を上回る盛況で長時間の待ち時間が発生したため、東京では8つに増設。それでも開場2時間後には4時間待ちとなった。持ち込まれるボディは、「6:4の割合で銀塩が多い」という。


4時間待ちとなったクリニック	銀塩αの点検も行なわれる

ハンズオンコーナーでも係員の説明を受けることができる

　ハンズオンデモでは、やはり23日発売のVario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAが一番の人気だったが、すべてのαレンズが一挙に展示される機会は珍しいとあって、持ち込んだ自らのボディにさまざまなレンズを着けて試す姿が見られた。


左から300mm F2.8G、70-200mm F2.8G、500mm F8 Reflex	500mm F8 Reflex


マクロツインフラッシュ、アングルファインダーなどのアクセサリもハンズオンコーナーに用意された

会場にはバイオやブラビアとともにプリンタが置かれ、撮影した画像を印刷して持ち帰ることができる(発売前につき、Vario-Sonnar T* 16-80mm F3.5-4.5 ZAのみ不可)

馬場信幸氏によるαレンズセミナー

　また、カメラマンの馬場信幸氏によるαレンズのセミナーも大盛況で、11時の開始予定を10時に早め、予定より遅い12時過ぎまで続けられた。長時間に渡るセミナーにも関わらず、参加者は熱心に耳を傾けていた。

　同社では、今後も継続して年に1回、αクリニックを全国で開催していく。同社関係者は「初回ということでどの程度のお客様に来ていただけるか予想がつかなかったが、次回からはよりキャパシティの大きな会場を用意し、より快適で充実したクリニックを開催したい」と、次回以降のαクリニックへの展望を述べた。

【2007年3月5日】Vario-Sonnar T* DT 16-80mm F3.5-4.5 ZAのプリントアウトを持ち帰れると表記しましたが、実際にはソニーにより持ち帰ることが禁じられています。

■ ＵＲＬ
　ソニー
　 http://www.sony.co.jp/
　 αクリニック
　 http://www.sony.jp/products/di-world/alpha/community/event/07clinic/

■ 関連記事
・ソニー、「Vario-Sonnar T* DT 16-80mm」をαクリニックに展示（2007/01/26）

（本誌：田中真一郎）
2007/03/05 00:00

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