キヤノンは5日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark II N」と「EOS 5D」のファームウェアを更新し、同社サイトで公開した。更新後のファームウェアのバージョン番号は両機ともVer.1.1.0。
変更点は両機とも、特定プリンタでのPictBridge印刷時の機能向上。夏発売予定のA3インクジェットプリンタ「PIXUS Pro 9500」と「PIXUS Pro 9000」でPictBridge経由のダイレクト印刷をする際に、カメラ上でレベル補正やコントラスト、色の濃さ、カラーバランスなどを設定できるようになる。
EOS-1D Mark II NはAPS-Hサイズの撮像素子を搭載するプロ向けデジタル一眼レフカメラ。EOS 5Dは35mm判フィルムサイズの撮像素子を搭載するハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラ。「PIXUS Pro 9500」と「PIXUS Pro 9000」はA3ノビ用紙に対応したハイアマチュア/プロ向けプリンタ。9500は10色顔料インクを、9000は8色染料インクを採用する。