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キヤノン、「PowerShot SX1 IS」のRAW対応を予告


PowerShot SX1 IS
 キヤノンは18日、高倍率コンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX1 IS」でRAW記録が可能になるファームウェアを3月中旬に提供すると発表した。同時に、RAW現像ソフト「Digital Photo Professional」(DPP)もPowerShot SX1 ISユーザー向けに無償公開する。

 ファームウェアを適用することで、同社製デジタル一眼レフカメラと同じ「.CR2」形式のRAWで記録可能になる。DPPを使用しての現像に対応し、仕上げ設定「ピクチャースタイル」を適用できるほか、ホワイトバランス、露出補正、シャープネス、ノイズ緩和処理なども行なえる。

 現在、同社の現行コンパクトデジタルカメラでは、「PowerShot G10」のみがRAW記録に対応している。

 PowerShot SX1 ISは、キヤノンが2008年12月に発売した高倍率ズーム機。35mm判換算の焦点距離28~560mmの20倍ズームレンズを採用する。撮像素子は1/2.3型のCMOSセンサーで、有効1,000万画素。液晶モニターはバリアングル式。フルHDでの動画記録も可能。実勢価格は6万3,000円前後。



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2009-02/pr-pssx1is.html

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( 本誌:武石 修 )
2009/02/18 14:47
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