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パナソニック、“個人認識”が可能な薄型機「DMC-FX40」
LUMIX DMC-FX40(プレシャスシルバー)
パナソニックは、個人認識機能を搭載した「LUMIX DMC-FX40」を2月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。
LUMIXシリーズにおける現在の定番モデル「LUMIX DMC-FX37」(2008年8月発売)の後継機。撮像素子を有効1,000万画素の1/2.33型CCDから、新開発の1/2.33型有効1,210万画素CCDに変更し、さらに画像処理をヴィーナスエンジンIVから2CPU構成のヴィーナスエンジンVにアップデート。加えて、同時発表の「LUMIX DMC-TZ7」、「LUMIX DMC-FT1」、「DMC-FX550」と同様、顔認識を発展させた「個人認識」機能を搭載した。
このうち個人認識は、登録した人物の顔を検出すると、自動的に液晶モニター上に登録名を表示。さらに優先してピントを合わせる。登録可能な名前はひらがな、カタカナ、アルファベット。加えて月齢/年齢、フォーカスアイコンの種別を登録できる。
同じ人物を5回撮影すると、「この顔を登録しますか?」とのメッセージが現れ、「はい」を選択すると登録が可能。また、画面上の顔枠を登録したい人物に合わせて撮影する、マニュアル登録も行なえる。登録できる人物は6名まで。再生モードでは、登録した人物だけをピックアップして再生することもできる。
レンズはDMC-FX37と共通。焦点距離25~125mm相当(35mm判換算)、開放F2.8~5.9の5倍ズームで、ライカ認証済みのDC VARIO ELMARITの銘を持つ。光学式手ブレ補正機構も引き続き採用する。
最高感度もDMC-FX37と同じ。通常撮影時ISO1600、高感度モード時ISO6400となっている。なお、ヴィーナスエンジンVは2CPU構成となり、従来比で約2.4倍の高速処理が可能になったという。
プレシャスシルバー(正面)
プレシャスシルバー(背面)
プレシャスシルバー(上面)
そのほか新機能として、「パノラマアシスト」、「ズームマクロ」、「表示サイズ切替」が利用できる。ズームマクロは、マクロモードの広角端からデジタルズームでさらに3倍までズームを行なう機能。
「おまかせiA」、「追尾AF」、「暗部補正」といった従来からの機能を継承。周辺光量を落とした仕上がりになる「ピンホールモード」や、高感度モノクロフィルムでの仕上がりを意識した「サンドブラストモード」も従来通り利用できる。
動画記録は最大720p・30fpsのMotion JPEG。同時発表の「LUMIX DMC-TZ7」や「LUMIX DMC-FT1」と異なり、AVCHD Liteでの記録は行なえない。
液晶モニターは2.5型約23万ドット。バッテリーはリチウムイオン充電池で、電池寿命は前モデルの310枚から350枚に増加した。
記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。静止画のみMMCもサポートする。内蔵メモリーは約50MBから約40MBに減少しているが、容量の一部を個人認識の登録エリアとして使用するためという。DMC-FX37と同じく、コンポーネント出力によるHD表示が可能。
本体サイズは従来機とほぼ同じ。95.3×21.5×52.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約128g。
なお、付属ソフト「PHOTO fun STUDIO」が3.0にメジャーアップデートし、画像管理機能が強化された。個人認識で撮影した画像にとどまらず、HDD内の画像についても個人認識機能を適用可能。また、YouTubeアップロードに対応した。
カラーバリエーションは、プレシャスシルバー、スイートピンク、フレッシュレッド、グロスゴールド、エクストラブラック。直販サイト「パナセンス」でのみシェルホワイトを販売する。
スイートピンク
フレッシュレッド
グロスゴールド
エクストラブラック
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URL
パナソニック
http://panasonic.co.jp
製品情報
http://panasonic.jp/dc/fx40/
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( 本誌:折本幸治 )
2009/01/28 17:21
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