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パナソニック、5倍ズームになった25mm対応コンパクト「LUMIX DMC-FX37」

~自動追尾AFや新シーンモードを搭載

エクストラブラック
 パナソニックは、広角25mm対応のコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX37」を8月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。カラーは、プレシャスシルバー、カクテルピンク、シェルホワイト、エクストラブラック、ショコラブラウン。また、直販サイト(パナセンス)限定色としてコンフォートブルーを用意する。

 同社が2月に発売した「LUMIX DMC-FX35」の後継となる厚さ22mmのスタイリッシュモデル。広角25mm(35mm判換算)スタートはそのままに、ズーム比をDMC-FX35の4倍から5倍に拡大した。また、おまかせiA(インテリジェントオート)には、新たに「追っかけフォーカス」や横顔追尾機能などを追加した。


プレシャスシルバー カクテルピンク

ショコラブラウン シェルホワイト

 追っかけフォーカス(追尾AF)は、液晶モニター中央でロックした主被写体が動いても、自動的にフォーカス枠が追尾する機能。また、おまかせiA時には、ロックした被写体に合わせて自動的にシーン判別を行なう。また、新たに横顔追尾機能も搭載。一度検出した人物の顔が横向きになっても追尾を続けることが可能になった。従来モデルでは手動設定の必要があった逆光補正が、自動で行なえるようになった。

 新たなシーンモードも搭載した。変身モードは、撮影した画像を縦方向に引き延ばす「スリム」と横方向に引き延ばす「グラマラス」からなり、人物の肌をきれいに撮影する効果も加わる。フラッシュ連写モードは、300万画素相当でストロボを発光させながら5枚までの連写が可能なモード。また、ピンホールカメラで撮影したような周辺光量を低下させた写真が撮れるピンホールモードと、高感度のモノクロフィルムで撮影したような粒子感のある仕上がりになるサンドブラストモードも新搭載となる。

 レンズは35mm判の焦点距離25~125mm、F2.8~5.9のLeica DC Vario-Elmarit。最短撮影距離は広角端で50cm、望遠端で1m。マクロモード時は広角端で5cmまで接近して撮影できる。光学式手ブレ補正機構は今回から、常時レンズを移動させて手ブレを補正する「MODE1」と、シャッターレリーズ時のみ補正する「MODE2」の自動切り替えに対応した。望遠時はフレーミングの安定のためMODE1、広角時はMODE2となる。

 撮像素子は従来モデルと同じく、1/2.33型有効1,010万画素CCD。画像処理エンジンもヴィーナスエンジンIVを引き継いだ。最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。感度はISO100~1600。AFフレームはDMC-FX35の9点から11点に増えた。高感度モード時は最大ISO6400まで増感可能。新たに、傾き補正機能を搭載し、再生時に最大2度までの傾きを補正できる。暗部補正機能やデジタル赤目補正機能は従来モデルから引き継ぐ。最大1,280×720ピクセル、30fpsでのHD(720p)動画撮影が可能。記録はQuick Time(Motion JPEG)。


背面(エクストラブラック) 同上面

背面(プレシャスシルバー) 同上面

背面(カクテルピンク) 同上面

背面(ショコラブラウン) 同上面

背面(シェルホワイト) 同上面

 液晶モニターは約23万ドットの2.5型TFT。広視野角に対応したほか、オートパワーLCDのステップ数がより細かくなった。記録メディアはSDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。内蔵メモリは約50MB。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は310枚。別売のD端子接続用ケーブルを使用することで、TVへのHD出力が可能。

 本体サイズは94.7×22×51.9mm(幅×奥行き×高さ)、本体重量は約125g。バッテリーとメモリカードを含む重量は約146g。



URL
  パナソニック
  http://panasonic.jp/
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/fx37/

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( 本誌:武石 修 )
2008/07/22 15:24
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