カシオは米国で8日、コンパクトデジタルカメラ「EX-FC100」と「EX-FS10」を発表した。発売は3月。価格は、EX-FC100が399.99ドル、EX-FS10が349.99ドル。国内での発売は未定。
高速連写モデル「HIGH SPEED EXILIM」ラインの新製品。2008年9月発売の「EX-FH20」と同じ910万画素の1/2.3型CMOSセンサーを搭載し、コンパクト化を実現しながらも、1,000fpsのハイスピードムービー撮影や1,280×720ピクセル、30fpsのHD動画撮影が可能。30コマ/秒の高速連写性能も有する。
■ EX-FC100
センサーシフト式手ブレ補正機構や、沈胴式の光学5倍ズームレンズを備えるモデル。 従来のHIGH SPEED EXILIM(EX-F1、EX-FH20)から、大幅な小型化を実現している。また、レンズ外周や背面のSETボタン周囲にイエローのラインをあしらうなど、従来のEXILIMシリーズとは一線を画すスタイリングとなっている。
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EX-FC100(Gray)
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最大記録解像度は3,456×2,592ピクセル。感度はISO100~1600。レンズは焦点距離37~185mm(35mm判換算)の5倍ズームレンズ。開放F値はF3.6~4.5。
約23万ドットの2.7型液晶モニターを搭載する。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池「NP-40」。
背面のダイレクトムービーボタンには、通常の動画記録とハイスピードムービーの切り替えスイッチと見られる部材が存在している。
本体サイズは99.8×22.6×58.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約148g(バッテリーとアクセサリー除く)。本体カラーはGrayとWhite。
■ EX-FS10
EX-FC100と同様に、高速連写やハイスピードムービーの撮影が可能なモデル。EX-FC100との違いは、レンズと液晶モニターサイズ。EX-FC100と異なり、センサーシフト式手ブレ補正機構は非搭載となる。
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EX-FS10(Blue)
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屈曲光学系と思われる3倍ズームレンズを採用し、焦点距離は38.1~114.3mm(35mm判換算)。開放F値はF3.9~5.4。屈曲光学系の採用は、カシオではEXILIM EX-Vシリーズに続くものとなる。
液晶モニターは約23万ドットの2.5型。電源はリチウムイオン充電池「NP-60」。
本体サイズは97.1×16.3×59.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約121g(バッテリーとアクセサリー除く)。本体カラーはBlue、Gray、Red、White。
■ URL
カシオ
http://www.casio.com/home/
ニュースリリース
http://www.casio.com/news/content/56FEF8FB-6B1F-470C-9372-29FBD4B4C146/
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( 本誌:関根慎一 )
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