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リコー、3型液晶や電子水準器を搭載した「R10」


ブラック(中央)、シルバー(左奥)、ブラウン(右奥)
 リコーは、光学7.1倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「R10」を9月5日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。カラーはブラック、シルバーのほか、新色としてブラウンを用意する。

 3月に発売した「R8」の後継モデル。「毎日使いたくなる道具」を商品コンセプトとして、機能割り当て可能なファンクションボタンを新しく搭載するなど撮影機能を強化。外装デザインはR8を踏襲しつつ、グリップ部を改良して操作性の向上を図ったという。

 CCDやレンズの仕様に変わりはないが、液晶モニターは2.7型から3型に大型化した。ドット数はR8と同じく46万。

 新機能として、撮影した画像の中からすぐに表示したい画像を3枚まで登録できる「画像クリップ機能」を装備。再生モード時にファンクションボタンで呼び出せる。さらに「カスタムセルフ」では、セルフタイマーの撮影間隔を5~10秒、撮影枚数を1~5枚の間で自由に設定できる。シーンモードには、夜景を背景として人物を撮影する際に使用する「夜景ポートレート」を新たに搭載した。画質とサイズ以外の撮影設定を固定する「イージー操作モード」も新たに備える。


ブラック 背面(ブラック)

上面(ブラック)

ブラウン 背面(ブラウン)

上面(ブラウン)

 7月に発売した「GX200」と共通する機能も搭載する。具体的には電子水準器や、撮影モードにおけるISOオート時の感度表示など。撮影時にコントラストやシャープネスなどの階調補正を自動的に行ない、白飛びや黒つぶれを低減する「自動レベル補正」などを備える。

 最大4人までの顔を認識するフェイスモード、アスペクト比1:1のスクエアモードをはじめ、レベル補正、ホワイトバランス補正、トリミングといった機能はR8から引き続き搭載する。


レンズを沈胴したところ モードダイヤルにイージー撮影モードを追加

 撮像素子は1/2.3型有効1,000万画素CCD、最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。最大640×480ピクセル、30fpsの動画撮影が可能。画像処理エンジンは「スムースイメージングエンジンIII」。ISO感度は80~1600。R8に引き続き、CCDシフト式手ブレ補正機構を備える。オート撮影モードなど5種類の撮影モードを備え、R8と同様に2つまでのマイセッティングを登録可能。

 レンズは35mm判換算28~200mm、F3.3~5.2の光学7.1倍ズーム。最短撮影距離は広角端で30cm、望遠端で1m。マクロモードでは広角端で1cm、望遠端で25cmまで近づいて撮影できる。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは54MB。電源はリチウムイオン充電池「DB-70」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約270枚から約300枚に向上した。

 本体サイズは102×26.1×58.3(幅×奥行き×高さ)mm、重量は約168g(バッテリー、SDメモリーカード、ストラップ含まず)。



URL
  リコー
  http://www.ricoh.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2008/0819.html
  製品情報
  http://www.ricoh.co.jp/dc/r/r10/

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( 本誌:関根慎一 )
2008/08/19 15:20
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