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【新製品レビュー】ソニー DSC-W80HDPR

~驚きの高画質コンパクトをメインにしたHD出力パッケージ
Reported by 奥川 浩彦

 ソニーから4月に発売された「DSC-W80HDPR」は、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-W80」(以下W80)と、ハイビジョン静止画出力対応プリンタをセットにした商品。撮った写真をハイビジョンTVで楽しむことや、昇華型熱転写方式の専用のプリンタによる高品質な印刷が可能だ。実勢価格は5万円弱。今回は実際にW80で撮影した画像をTVで鑑賞したり、専用プリンタで印刷してみたい。


デジタルカメラのサイバーショットDSC-W80。単体でも4月に発売。実勢価格は3万円弱 DSC-W80、昇華型プリンタ、クレードルのセットが「DSC-W80HDPR」だ

春モデルに準じた最新機能を装備

 デジタルカメラのW80は、2006年9月に発売された「サイバーショットDSC-W50」の後継機種で、Wシリーズとしては初めてレンズシフト式の光学手ブレ補正を採用している。有効画素数は600万画素から720万画素となった。カラーバリエーションはシルバー、ホワイト、ピンクの3色が用意されている。

 W80も例外ではなく、サイバーショット春モデルには、ハイビジョン出力、顔検出AE/AF「顔キメ」、画像処理エンジン「Bionz」、ISO3200対応などが共通の機能として搭載されている。また、デジタル家電のメニューを思わせる「HOMEインターフェイス」も、ほかの春モデルと同様に備えている。

 撮像素子は1/2.5型の720万画素CCDを採用し、設定変更で静止画は3:2(3,072×2,048ピクセル)、5M(2,592×1,944ピクセル)、3M(2,048×1,536ピクセル)、VGA(640×480ピクセル)、16:9(1,920×1,080ピクセル)が選択できる。640×480ピクセル、約30fpsでのMPEG-1動画も記録可能だ。

 レンズはCarl Zeiss Vario-Tesserの沈胴式光学3倍ズーム。35mmフィルム換算での焦点距離は35~105mm相当、開放F値はF2.8~5.2。最短撮影距離はズーム全域約50cm、マクロモードでは広角端で約4cm、望遠端で35cmとなっている。

 液晶モニターは2.5型11.5万画素。記録メディアはメモリースティックデュオ/PROデュオに対応、内蔵メモリは31MB。電源はリチウムイオン充電池「NP-BG1」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約340枚。本体サイズは91×22.9×58mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録メディアを含む重量は約155gとなっている。





 まずは外観から見ていこう。手にとった印象はそこそこコンパクトで、普段の持ち歩きは苦にならない。最初に目に付くのはHOMEボタン。押すと撮影、再生、印刷、設定などが選択できる。初心者向けに取り入れた機能だと思われるが、実際に使用してみたがあまりシックリこなかった。ほかのサイバーショットではこのボタンからでないとメニュー操作ができない機種もあるが、W80に関していえば、撮影は電源をオンにすれば普通に撮影できるし、再生はすぐそばに再生ボタンがあり、わざわざHOMEボタンを押してから再生を選択する必要性を感じなかった。Windowsでデスクトップやタスクトレイにショートカットがあるのに、いちいちスタートボタンから始めるような操作感といえる。

 使ってみるとズームやオートフォーカスはキビキビと動き軽快だ。液晶モニターはサイズこそ1/2.5型と大きめだが、屋外ではかなり見辛い。暗めの映像で「バックライト明るさアップ」に変更しても、気付かない程度しか明るくならない。加えて文字表示がかなり小さく、日中に明るい被写体を撮ろうとすると、「6」と「8」が認識できなかったりする。筆者のように40歳を過ぎて老眼になりかけている方は、購入前に確認した方が良いだろう。

 操作感も微妙な印象だ。4方向ボタンにマクロ、表示切替、ストロボ、セルフタイマーが割付られているが、ISO感度、露出補正、解像度設定などは、すべてMENUから変更する。MENU内も、例えば解像度を7Mから16:9に切り替えようとすると、スクロールしないので右端から左端まで横断しないと変更できない。連写やブラケットを選択すると、最高感度がISO400までしか選択できなかったり、アレッ? と思うこともある。ただしMENUから抜けて再度MENUに入った際は、前回設定した項目が表示される。同じ項目を頻繁に変更する場合など好感が持てる。


右下のHOMEボタンが印象的。ただし操作性は疑問
メモリースティックデュオとバッテリーは側面から挿入

液晶モニターはやや見にくく、文字も小さい
ほとんどの設定はHOMEメニューから行なう

4:3(7M)と16:9の変更は左右に横断する必要があり煩わしい
ブラケットは±1EVまで設定可能。設定は電源を切っても継続される

驚くべき高画質。解像感は申し分なし

 実際に撮影してみよう。ISO400まではかなり低ノイズ、ISO800も実用範囲だ。ISO1600も用途を限定すれば充分使用できる。さすがにISO3200は緊急用であろう。正直いって予想以上に低ノイズで驚いてしまった。レンズも35mm相当からの3倍ズームと、最近の広角や高倍率ズームと比較すると物足りないスペックだが、無理をしなかったせいか解像感も高く、このクラスとしては申し分ない画質だ。

 光学式手ブレ補正の性能はかなり高い。光学式手ブレ補正を搭載した3社のコンパクトデジカメを同時に比較してみたが、W80が最も効果が高かった。高感度ノイズも少なく強力な手ブレ補正を搭載しているので、夜景や室内撮影には威力を発揮しそうだ。

 3倍ズームレンズは9ステップとなっており、焦点距離は35mmフィルムに換算すると、35 / 40 / 45 / 53 / 60 / 69 / 80 / 91 / 105mm。もう少し細かいステップが望ましいが、不満に感じるほどではない。広角端では樽型の歪曲収差があるが、許容範囲であろう。解像度を落とすと画質を劣化させずズーム倍率を上げることができる「スマートズーム」を搭載してる。光学ズームを含めて5Mに設定した場合は3.6倍、3Mの場合は4.5倍にズーム倍率を拡大できる。


「顔キメ」のイメージ
 「顔キメ」は、他社の同様な機能と比較して大差はない。認識率も速度も実用充分であろう。各社で認識できる人数の差はあるが、それぞれ試した個人的な所感では、8人でも10人でも実際の撮影で利便性に差が出るとは思えない。強いて差があるとすれば、富士フイルムFinePixシリーズの「顔キレイナビ」は、セルフタイマー使用時にも最後まで顔認識が追従するが、W80はシャッターを押した瞬間にAE/AFとも固定される。三脚を立てて1人で撮影する際には有効ではない。

 なお、ハイビジョン出力を意識してW80で16:9での撮影を行なうと、解像度はフルハイビジョンに合わせ1,920×1,080ピクセルとなる。ほかのデジカメでも16:9のアスペクト比で撮影するモードを用意した機種は多いが、通常は左右は4:3と同じ解像度で上下をトリミングし、3,072×1,728ピクセルとなる場合が多い。W80の場合、7Mピクセルのデジカメを2Mピクセルで使用することとなる。この辺りはそれぞれの考え方なのだが、筆者は撮影時に4:3(7M)と16:9(2M)の両方を撮影することにした。16:9(2M)だけではプリントや保存まで考えると不満に思うからだ。さらに7Mと16:9のメニューの切り替え操作がしにくいのも不満をつのらせる。

 カメラ本体はほかの製品と比較して際だった特徴はないが、解像感、高感度ノイズ、ホワイトバランス、手ブレ補正の効果は優秀。レンズ回りや画像処理エンジンの完成度の高さに驚かされた。実売価格も3万円を切り、オートの設定で気楽に撮るカメラとしてはお薦めできる。反面、操作性はイマイチで、ISO感度やブラケット、露出補正を頻繁に変更する方には煩わしいと感じるシーンが多い。動画も640×480ピクセルのMPEG-1と平凡で、静止画がハイビジョン出力に対応してるのだからもう一頑張りして欲しいと思う。


大迫力のハイビジョンTV出力

 春モデルのサイバーショットでハイビジョン出力を行なうには、オプションのHD出力アダプターケーブル「VMC-MHC1」または「VMC-MHD1」(共に4,935円)、あるいはサイバーショットステーション「CSS-PC1」(5,250円)や、今回のセット製品となっているハイビジョン静止画出力対応プリンタが必要になる。最も低価格にハイビジョン映像を楽しむには。HD出力アダプターケーブルを本体下面のコネクタつなぐことで実現できる。

 DSC-W80HDPRは専用のプリンタがセットになっている。昇華型熱転写方式を採用し、各色256階調、1,677万色のフルカラーで印刷できる。Lサイズとポストカードサイズに対応し、用紙とインクがセットで販売されている。Lサイズ40枚の実勢価格は1,280円(インク含む)で、1枚あたり32円だった。他にLサイズ120枚とポストカード40枚のセットが用意されている。用紙は名古屋市内の大手家電量販店には在庫がなく、カメラ量販店で入手した。

 印刷する画像はTVに画像を映しながらまとめて選択することができる。1枚の印刷時間は42秒ほどで、メーカーの発表値より少し速めだ。この専用プリンタとインクジェット複合機(キヤノンPIXUS MP810)で印刷したプリントを比較してみた。専用プリンタの色合いは濃いめの味付けだ。画質はLサイズでは大差はみられない。スキャナで読み取り拡大すると、インクジェットに比べ粒状感が少ない反面、印刷時のものと思われる
縞が見られる。

 特筆すべきは耐水性で、インクジェットプリンタで印刷したプリントと専用プリンタで印刷したプリントに水滴を落として比較してみたが、専用プリンタのプリントは、30分以上経過しても水が染み込むことはなかった。ラミネート加工技術「スーパーコート2」で表面をコーティングしているという。その後ティッシュペーパーで拭き取ると、水滴を落とした痕跡も見えなかった。


デジカメとは本体下面の専用コネクタでつながる
用紙は前面のトレイに収納

インクリボンは側面後部の蓋を開けて交換する
背面右側からハイビジョン出力用コンポーネント端子、A/V端子、電源入力

印刷中の画面。用紙やインクがなくなれば一時停止する

 DSC-W80HDPRは、ハイビジョンTVに接続して画像を観賞することができる。背面にA/V出力端子とコンポーネント出力端子が用意され、ハイビジョン映像は付属のミニUSB-D端子ケーブルを使用してハイビジョンTVに接続することができる。BGMを楽しむ場合は、音声のケーブルも接続する必要がある。ハイビジョンTVがなくてもA/V接続ケーブルでSDTVに映し出すことは可能だが、画質を比べると桁違いに差がある。どうせならハイビジョンTVでの鑑賞をお薦めしたい。

 筆者宅は37型フルハイビジョンのTVを使用しているが、実際にスライドショーを観ると、PCのディズプレイとは比較にならない大きさゆえに、圧倒的な迫力を感じる。一緒に観ていた家族も「オーッ」と声を出すほど美しく、デジカメ画像とハイビジョンTVの相性のよさを感じた。

 撮影時にTV鑑賞を意識して16:9(1,920×1,080ピクセル)で撮った画像と、通常の4:3で撮った画像、さらに縦画面で撮った画像も一緒にスライドショーを行なってみた。スライドショーはいくつかのパターンが用意されていて、画像の切り替えはフェードイン、フェードアウトや上下、左右のスクロールなどが自動的に行なわれる。

 画像の縦横については自動的に判別するものの、それ以外の情報はあまり活かしていないようだ。例えば、4:3の画像を上下トリミングして表示してくれる時もあるが、16:9画像の上下をカットし、左右にスクロールして映し出すこともある。縦位置で撮った画像は左右が黒ベタとなり、少々寂しい。画像によって相性はあるが、全般的には楽しむことができた。スライドショーの様子を動画で記録したので、雰囲気を見て確認いただきたい(音声は未収録)。


プリントを拡大。専用プリンタ、縞が見える。右:インクジェットプリンタ、粒が見える。Lサイズでは肉眼で大差なし

水滴を落として比較。上:インクジェット用紙、下:専用プリンタ用紙。下は30分経過しても水をはじいている ティッシュペーパーで拭き取れば、専用プリンタ用紙は痕跡が残らない

まとめ

 メーカーとしては保証外だが、ほかのデジカメで撮った画像も表示できるかテストしてみた。パナソニックLUMIX DMC-TZ3の4:3(3,072×2,304ピクセル)画像は問題なく表示された。縦横の自動判別も有効だった。ただし、16:9(3,328×1,872ピクセル)の画像は、W80本体に「解像度が大きすぎる」とのメッセージが出て表示されなかった。

 キヤノンEOS 20Dの画像(3,504×2,336)は出力不可。W80の液晶モニターに小さくサムネイルで表示されただけだった。リネームしても結果は変わらず、PCでリサイズしても表示は不可能で、ブルーバックになる。Exifデータを取り除くとW80の液晶モニターには映るようになったが、TVへは出力されなかった。

 DSC-W80HDPRを購入しても、デジタルカメラ(W80)を将来買い替える可能性はある。ほかのデジカメで撮った画像をメモリースティックにコピーして簡単に観られるなら、観賞装置としての利用価値は高い。保証外でも画像解像度の条件、必要なExifなどの画像情報を公開してくれると嬉しいと思う。

 平凡なスペックから最初はそれほど魅力を感じなかったW80だが、撮ってみると素晴らしい画質に驚かされた。ハイビジョンTVでデジカメ画像を楽しむというコンセプトも充分魅力的だ。個人的には細かな不満もあるが、使う人のスタイルによっては、新しいデジカメの楽しみ方を堪能できるだろう。


作例

  • 作例のリンク先のファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。
  • 作例下の撮影データは、記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
  • 強調のため一部の項目を1行目に抜粋した場合もあります。


◆ISO感度


ISO100
3,072×2,304 / 1秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.8mm
ISO200
3,072×2,304 / 1/2秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 5.8mm

ISO400
3,072×2,304 / 1/4秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 5.8mm
ISO800
3,072×2,304 / 1/8秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.8mm

ISO1600
3,072×2,304 / 1/15秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.8mm
ISO3200
3,072×2,304 / 1/30秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.8mm

◆画角


35mm相当
3,072×2,304 / 1/320秒 / F8 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm
53mm相当
3,072×2,304 / 1/200秒 / F10 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 8.7mm

105mm相当
3,072×2,304 / 1/100秒 / F14 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 17.4mm
210mm相当(デジタルズーム)
3,072×2,304 / 1/100秒 / F14 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 17.4mm

◆アスペクト比


名港トリトン。何度も撮っているが橋脚先端のアンテナや左下の赤白の鉄塔を比べると、コンパクトデジカメでは解像度はトップクラス
3,072×2,304 / 1/320秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 6.6mm
3:2のアスペクト比で撮影。単に上下をトリミングしただけだが、1,920×1,080になる16:9よりはいい
3,072×2,048 / 1/320秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 6.6mm

夕陽の沈む瞬間を4:3で撮影
3,072×2,304 / 1/500秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm
同じ場所で16:9で撮影。解像度が1,920×1,080しかないので、高解像度の撮影と併用するのは手間
1,920×1,080 / 1/500秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm

山中湖から富士山を撮影。もう少し空気の透明感が欲しい
3,072×2,304 / 1/320秒 / F8 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm
ハイビジョン用に16:9も撮影。余分な部分がカットされ、こちらの方が写真として良い
1,920×1,080 / 1/400秒 / F8 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm

諏訪湖のボート練習場。16:9の出番だが解像度は不満。もっと広角が欲しいシーンだ
1,920×1,080 / 1/500秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm

トヨタ自動車で筆者お気に入りの1台を撮る。しかし、広角端35mmは迫力がイマイチ。16:9にするも解像度に不満
1,920×1,080 / 1/4秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm

トヨタ2000GT。印刷比較に使用した画像
3,072×2,304 / 1/20秒 / F3.2 / +0.3EV / ISO100 / WB:オート / 7.5mm
ハイビジョン用に16:9でも撮影。多くの撮影で二度手間となる
1,920×1,080 / 1/20秒 / F3.2 / +0.3EV / ISO100 / WB:オート / 7.5mm

◆一般作例


これもトヨタ自動車博物館。室内の撮影では、手ブレ補正と高感度での画質で、一緒に持参した他社製デジカメを圧倒していた
3,072×2,304 / 1/10秒 / F2.8 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 5.8mm
ISO400でのノイズはコンパクトデジカメとして少なめ。タイヤのDUNLOPロゴも充分認識できる
3,072×2,304 / 1/13秒 / F5.2 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 17.4mm

「豊田」をデザインしたトヨダAA型のマスコット。3倍ズームでは足りないと感じた1枚。筆者も写りこんでしまった
3,072×2,304 / 1/30秒 / F5.2 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 17.4mm
焦点距離105mm、シャッター速度が1/13秒で手持ち撮影。手ブレ補正の効果は絶大
3,072×2,304 / 1/13秒 / F5.2 / -0.3EV / ISO100 / WB:オート / 17.4mm

身体を曲げて不自然な姿勢で撮影。金属の刻印の立体感もうまく表現されている
3,072×2,304 / 1/10秒 / F4 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 11.4mm
日産フェートン70型のマスコット。他社のデジカメでは苦戦したが、W80はすんなり撮れた
3,072×2,304 / 1/30秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 13.2mm

初代クラウン。ISO100、焦点距離45mm、シャッター速度が1/13秒で撮影。室内の撮影では圧倒的に安定度が高いデジカメだ
3,072×2,304 / 1/13秒 / F3.2 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 7.5mm
現行時代に憧れたセリカリフトバック。かなり暗いシーンだったのでISO400にして撮影。ボディサイドの暗い部分はノイズが見える
3,072×2,304 / 1/20秒 / F2.8 / +0.3EV / ISO400 / WB:オート / 5.8mm

明治23年に建てられた聖ザビエル天主堂のステンドグラス。明治村にて夜景モードで三脚を使用して撮影 明治6年、赤坂離宮内に開設された内閣文庫。夜景モードに設定したらISO125に自動設定された
3,072×2,304 / 1/3秒 / F3.5 / -0.7EV / ISO125 / WB:オート / 8.7mm

同じく明治村から帝国ホテルの内部。これも夜景モードでISO125となった。照明と壁の明るさをバランスさせるため露出補正を変えながら撮影
3,072×2,304 / 0.4秒 / F3.2 / -0.7EV / ISO125 / WB:オート / 7.5mm
露出補正をマイナスにして青空を強調。ホワイトバランスも問題ない
3,072×2,304 / 1/320秒 / F9 / -0.7EV / ISO100 / WB:オート / 6.6mm


URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  製品情報
  http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-W80HDPR/

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奥川 浩彦
(おくがわひろひこ)1961年、名古屋生まれ。パソコン周辺機器メーカーのメルコ(現:バッファロー)で広報担当、2001年イーレッツの設立に参加。2006年、iPR(http://i-pr.jp)を設立し広報代理業とライター業で独立。写真を始めたのは学生時代にモータースポーツを撮りたかったから。キヤノンモータースポーツ写真展3年連続入選経験あり。鈴鹿で開催されたF1日本グランプリは87年から20年皆勤賞。http://okugawa.jp/menu/

2007/05/28 00:00
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