ソニーは、10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-H3」を、14日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円前後の見込み。
高倍率ズームレンズを搭載するDSC-Hシリーズに加わった新機種で、コンパクトなボディに10倍ズームレンズを搭載した。また同社製デジタル一眼レフカメラ「α」のイメージを引用した外観デザインが与えられ、プログラムAE以外にマニュアル露出が可能。
画像処理エンジン「BIONZ」を搭載し、顔検出AF/AE機能「顔キメ」や、静止画ハイビジョン出力機能、BGM付きスライドショー生成機能「音フォト」などを備える。また、動体予測により屋外で前後に速く移動する被写体を撮影するための「アドバンストスポーツ撮影モード」を搭載する。
|
|
ブラック
|
シルバー
|
撮像素子は1/2.5型の有効810万画素CCD。最大記録画素数は3,264×2,448ピクセル。記録形式はJPEG。640×480ピクセル、約30fpsでのMPEG-1動画も記録可能。感度はISO100~3200。
レンズは非球面レンズ1枚を含む9群10枚で構成される光学10倍ズームのCarl Zeiss Vario-Tesser。光学手ブレ補正機能が搭載される。
35mm判換算焦点距離は38~380mm、開放F値F3.5~4.4。最短撮影距離は広角端で約50cm、望遠端で約90cm。マクロモードでは広角端で約2cm、望遠端で約90cmでの撮影が可能。
なお、発売済みの1.7倍テレコンバージョンレンズ「VCL-DH1758」(15,750円)を使用すれば望遠端で35mm判換算646mm相当、0.7倍ワイドコンバージョンレンズ「VCL-DH0758」(15,750円)を使用すれば広角端で35mm判換算27mm相当の画角が得られる。
|
本革キャリングケース「LCS-HC」
|
液晶モニターは2.5型11.5万画素。光学ファインダーやEVFは搭載しない。操作系には、サイバーショットの2007年春モデルから採用されたHOMEインターフェイスが引き続き搭載される。記録メディアはメモリースティックデュオ/PROデュオと、31MBの内蔵メモリ。
電源はリチウムイオン充電池NP-BG1。CIPA準拠の撮影可能枚数は約330枚。
本体サイズは106×47.5×68.5mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録メディアを含む重量は約380g。本体色はブラックとシルバー。オプションで専用本革キャリングケース「LCS-HC」(4,200円)が用意される。
■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200709/07-0904B/
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-H3/
■ 関連記事
・ 【伊達淳一のデジタルでいこう!】ソニー サイバーショット DSC-H7(2007/05/16)
( 本誌:田中 真一郎 )
2007/09/04 15:08
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|