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欧州Casio、1,210万画素の薄型モデル「EXILIM ZOOM EX-Z1200」

~手ブレ補正と顔検出機能を搭載

 CASIO Europeは21日(現地時間)、有効1,210万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「EXILIM ZOOM EX-Z1200」を発表した。シルバーとブラックを用意する。


EXILIM ZOOM EX-Z1200(シルバー)
ブラック

 EXILIM ZOOMシリーズのフラッグシップに当たるモデル。本体サイズは93.3×24.4×58.5mm(最薄部19.9mm)、152g(本体のみ)。現行の「EXILIM ZOOM EX-Z1050」は、91.1×24.2×57.2mm(最薄部20.7mm)、125g(本体のみ)。

 撮像素子は、1/1.7型有効1,210万画素CCD。最大記録解像度は4,000×3,000ピクセル。CCDシフト式の手ブレ補正機構を備える。感度はISO50~400。アンチシェイク機能使用時は最大ISO800、また、高感度モード時は最大ISO1600まで増感する。848×480ピクセル、20fpsでの動画撮影も可能。記録形式はH.264。動画撮影時の手ブレ補正は電子式となる。

 被写体の動きを分析し、最適なISO感度とシャッター速度を自動的にセットする機能を備える。また、アンチシェイクDSPにより、高速シャッターと高感度設定で手ブレの軽減を図る。

 さらに同社初となる顔検出機能を搭載。沖電気の顔画像処理エンジン「FSE」を採用した。ピントと露出を人物の顔に合わせることが可能なほか、自動追尾AFにより顔にAFを合わせ続けることもできるという。

 レンズは、35mm判換算37~111mm、F2.8~5.4の光学3倍ズーム。非球面レンズを含む5群7枚構成。最短撮影距離は40cm。マクロモード時は6cmまで接近できる。

 液晶モニターは、約23万画素の2.8型を採用。アスペクト比は14:9で、中心部の輝度は1,400cd平方m。

 起動時間は約1.7秒、レリーズタイムラグは約0.009秒、最大解像度時の連写は約1.6枚/秒。記録メディアはSDHC/SDメモリーカード、MMC。内蔵メモリは11.4MB。

 電源はリチウムイオン充電池「NP-40」。CIPA準拠の撮影枚数は約340枚。



URL
  CASIO Europe (英文)
  http://www.casio-europe.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.casio-europe.com/euro/news/article/706/

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カシオ、秒7枚連写の「EXILIM ZOOM EX-Z1050」(2007/02/05)


( 本誌:武石 修 )
2007/05/21 19:27
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