キヤノン、有効710万画のエントリー機「PowerShot A550」

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キヤノン、有効710万画のエントリー機「PowerShot A550」

PowerShot A550

　キヤノンは、有効710万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「PowerShot A550」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万3,000円前後の見込み。

　同社が2006年3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「PowerShot A530」の後継モデル。有効画素数がA530の500万画素から710万画素になったほか、液晶モニターが1.8型から2型に大型化した。映像エンジンはDIGICIIを採用する。

　撮像素子は1/2.5型有効710万画素CCD。最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。最大640×480ピクセル、30fpsでの動画撮影も可能。最高感度はISO800。カメラが撮影モード毎に自動的にISO感度を設定する「高感度オート」も新たに搭載した。

　レンズは35mm判換算で35～140mm、F2.6～5.5の光学4倍ズーム。最短撮影距離は45cm。マクロ時は広角端で5cm、望遠端で33cm。撮像素子の中心部分を切り出すことで、画質の劣化なしにズーム倍率を上げられる「セーフティーズーム」や、セーフティズームと同様の原理で、広角側においてF値を変えずにズームできる「デジタルテレコン」を搭載する。


バッテリー室およびメモリカードスロット	同梱品

　液晶モニターは約8.6万画素の2型TFTを採用。光学ズームファインダーも備える。撮影モードはオート、カメラMのほか、ポートレート、風景などのシーンモードも利用できる。

　記録メディアはSDHC/SDメモリーカードとMMC。電源は単3形アルカリ乾電池×2本。ニッケル水素充電池も使用できる。CIPA準拠の撮影枚数は約140枚(アルカリ乾電池使用時)、約500枚(ニッケル水素充電池使用時)。本体サイズは92.1×43.1×64mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約160g。

■ ＵＲＬ
　キヤノン
　 http://canon.jp/

■ 関連記事
・米Canon、有効710万画素CCD搭載の「PowerShot A550」（2007/01/19）
・キヤノン、4倍ズームやISO800対応のPowerShot Aシリーズ（2006/03/07）

（本誌：武石修）
2007/02/08 13:00

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