パナソニックは、光学式手ブレ補正搭載のエントリー向けコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LS75」を2月9日に発売する価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。
同社が2006年3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LS2」の後継モデル。横長のデザインを採用していたLS2から、高さが増え外観の印象が変わった。
有効画素数はLS2の有効500万画素から720万画素になった。映像エンジンにヴィーナスエンジンIIIを採用。最高感度はLS2のISO400から3200にアップした。低価格機ながら、光学式手ブレ補正や被写体の動きを検出してISO感度を制御する「インテリジェントISO感度コントロール機能」を搭載する。
撮像素子は1/2.5型有効720万画素CCD。最大記録解像度は4:3で3,072×2,304ピクセル、3:2で3,072×2,048ピクセル、16:9で3,072×1,728ピクセル。最大848×480ピクセル、30fpsでの動画撮影も可能。ただし、音声は記録できない。
レンズは35mm判換算35~105mm、F2.8~5の光学3倍ズーム。最短撮影距離は広角端で50cm、望遠端で1.2m。マクロモード時は広角端が5cm、望遠端が50cm。記録画素数を300万画素以下に設定した場合、9倍のEX光学ズームが利用できる。同機能は、撮像素子の中央部を使用して画質を劣化させずにズームできるもの。
同時発表の「LUMIX DMC-LZ7」と同様に、ボタンを押すことで瞬時にレンズを望遠端までズームする「イージーズーム」機能を搭載。1度ボタンを押すと光学ズームが1倍から6倍に移動し、さらにボタンを押すと、EX光学ズームが作動。9倍まで移動する。
液晶モニターは、11.5万画素の2.5型TFT。ハイアングルモードに対応し、下から見上げた際でも見やすいという。LS2は8.6万画素の2型TFTだった。
記録メディアは、SDHC/SDメモリーカードとMMC(静止画のみ)。内蔵メモリは約27MB。電源は単三形電池。オキシライド乾電池、アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池が利用可能。CIPA準拠の撮影枚数はオキシライド乾電池使用で約250枚、ニッケル水素充電池使用で約460枚。
本体サイズは93.7×29.7×62mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約138g、メモリカードとバッテリーを含む重量は約184g。
■ URL
パナソニック
http://panasonic.jp/
製品情報
http://panasonic.jp/dc/ls75/
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