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キヤノン、手ブレ補正付き6倍ズーム機「PowerShot A710 IS」 |
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4月発売の光学6倍ズーム機「PowerShot A700」の後継機。現行の「IXY DIGITAL 800 IS」と同じく、レンズシフト式の手ブレ補正機構を搭載し、シャッター速度換算で約3段分の手ブレ補正効果を実現する。手ブレ補正機構はPowerShot Aシリーズ初。IXY DIGITAL 800 ISと同様に、シフトレンズを3個のセラミックボールで支持するタイプで、「磁気の影響を受けない」、「熱変形が少ない」、「低摩擦で高い応答性」といった特徴を持つ。 さらに、撮像素子を1/2.5型有効620万画素CCDから、1/2.5型有効710万画素CCDに変更。最大記録解像度は3,072×2,304ピクセル。感度設定はオート、高感度オート、ISO80/100/200/400/800相当。SDHCメモリーカードにも対応した。従来のSDメモリーカードやMMCも使用できる。
新機能としては、解像度の低下を伴わない範囲で画面中央部を切り出す「セーフティズーム」や「デジタルテレコン」を搭載。セーフティズームは、解像度の低下が始まる限界をズーム中に表示するもの。デジタルテレコンは広角側でも利用できるため、F値を変えずに画角を狭めることができる。 そのほか、液晶モニターにプリント用の3:2の範囲を示す「3:2ガイド」、撮影済み画像の色調などを調整できる「レタッチマイカラー」が利用可能になっている。さらに、新オプションとして水中プロテクタが加わり、シーンモードの1つとして、「水中モード」が選択できるようになった。 そのほかの主な仕様はPowerShot A700を踏襲。レンズは焦点距離35～210mm(35mm判換算)、開放F値F2.8～4.8。最短撮影距離は通常撮影時55cm、マクロ撮影時1cm(広角端)、55cm(望遠端)。 2.5型11.5万画素の液晶モニターを本体背面に搭載。同時発表の「PowerShot A640」や「PowerShot A630」と異なり、固定式となっている。PowerShot Aシリーズ全モデルと同様に、実像式の光学ズームファインダーも備えている。 電源は単三電池2本。CIPA規格準拠の撮影枚数は、アルカリ乾電池で約100枚、ニッケル水素充電池で約360枚。本体サイズは97.5×41.2×66.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約210g(本体のみ)。 PowerShot A700で使用可能なワイドコンバーター「WC-DC58N」(18,900円)、テレコンバーター「TC-DC58N」(13,650円)、クローズアップレンズ「250D 58mm」(8,925円)も取り付け可能。いずれもコンバージョンレンズアダプター「LA-DC58G」(2,100円)を介して装着する。
【8月24日】手ブレ補正についての解説の中で、「PowerShotシリーズ初」としていた箇所を「PowerShot Aシリーズ初」に改めました。 ■ ＵＲＬ キヤノン http://canon.jp/ ■ 関連記事 ・ キヤノン、光学6倍ズームレンズ搭載機「PowerShot A700」（2006/03/07） （ 本誌：折本 幸治 ） 2006/08/24 13:06
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