デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

キヤノン、1,000万画素のバリアングル液晶モデル「PowerShot A640」

~800万画素下位モデル「PowerShot A630」も同時発表

左からPowerShot A640、PowerShot A630
 キヤノンは、「PowerShot A640」と「PowerShot A630」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はA640が45,000円前後、A630が4万円前後の見込み。

 バリアングル液晶モニターを特徴とする「PowerShot A600」シリーズの最新モデル。両機種の違いは撮像素子とボディカラーにあり、A640が1/1.8型有効1,000万画素、A630が1/1.8型有効800万画素のCCDを搭載する。

 そのほかの主な仕様は共通。光学4倍ズームレンズ、SDHC/SDメモリーカードスロット(MMCにも対応)、約11.5万画素のバリアングル式2.5型液晶モニターなどを搭載する。





世界初という2.5型のバリアングル液晶モニター 電源は単三電池4本

 電源は単三電池4本を使用。アルカリ乾電池とニッケル水素充電池に対応し、CIPA規格基準の撮影枚数は、A640がアルカリ乾電池で約280枚、ニッケル水素充電池で約500枚。A630がそれぞれ約350枚、約500枚となっている。

 レンズの焦点距離は35~140mm(35mm判換算)、開放F値はF2.8~4.1。最短撮影距離は、通常撮影時45cm、マクロ撮影時1cm(広角端)、45cm(望遠端)。設定した記録画素数よっては、デジタルズームと異なり解像度の低下を伴わない「セーフティズーム」も利用でき、ズーム時には補間処理を行なわない限界点を表示する。

 最大記録解像度は、A640が3,648×2,736ピクセル、A630が3,264×2,448ピクセル。感度設定は、オート、高感度オート、ISO80/100/200/400/800相当。

 露出モードは、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出から選択可能。AF測距は9点。フォーカス枠を任意の場所に指定できる「アクティブフレームコントロールAF/AE」も備えている。

 そのほか、液晶モニターでのフレーミング時に、プリント出力を前提とした3:2のフレームを表示する「3:2ガイド」、撮影後に色調を調整できる「レタッチマイカラー」などの機能を搭載する。本体サイズは109.4×49×66mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約245g(本体のみ)

 なお、発売済みのワイドコンバーター「WC-DC58N」、テレコンバーター「TC-DC58N」、ウォータープルーフケース「WP-DC8」が装着できる。


ワイドコンバーター「WC-DC58N」の装着例 こちらはテレコンバーター「TC-DC58N」を取り付けた状態


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/

関連記事
キヤノン、DIGIC IIとバリアングル液晶を搭載した「PowerShot A620/A610」(2005/09/14)


( 本誌:折本 幸治 )
2006/08/24 13:09
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.