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左からPowerShot A640、PowerShot A630
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キヤノンは、「PowerShot A640」と「PowerShot A630」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はA640が45,000円前後、A630が4万円前後の見込み。
バリアングル液晶モニターを特徴とする「PowerShot A600」シリーズの最新モデル。両機種の違いは撮像素子とボディカラーにあり、A640が1/1.8型有効1,000万画素、A630が1/1.8型有効800万画素のCCDを搭載する。
そのほかの主な仕様は共通。光学4倍ズームレンズ、SDHC/SDメモリーカードスロット(MMCにも対応)、約11.5万画素のバリアングル式2.5型液晶モニターなどを搭載する。
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世界初という2.5型のバリアングル液晶モニター
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電源は単三電池4本
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電源は単三電池4本を使用。アルカリ乾電池とニッケル水素充電池に対応し、CIPA規格基準の撮影枚数は、A640がアルカリ乾電池で約280枚、ニッケル水素充電池で約500枚。A630がそれぞれ約350枚、約500枚となっている。
レンズの焦点距離は35~140mm(35mm判換算)、開放F値はF2.8~4.1。最短撮影距離は、通常撮影時45cm、マクロ撮影時1cm(広角端)、45cm(望遠端)。設定した記録画素数よっては、デジタルズームと異なり解像度の低下を伴わない「セーフティズーム」も利用でき、ズーム時には補間処理を行なわない限界点を表示する。
最大記録解像度は、A640が3,648×2,736ピクセル、A630が3,264×2,448ピクセル。感度設定は、オート、高感度オート、ISO80/100/200/400/800相当。
露出モードは、プログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出から選択可能。AF測距は9点。フォーカス枠を任意の場所に指定できる「アクティブフレームコントロールAF/AE」も備えている。
そのほか、液晶モニターでのフレーミング時に、プリント出力を前提とした3:2のフレームを表示する「3:2ガイド」、撮影後に色調を調整できる「レタッチマイカラー」などの機能を搭載する。本体サイズは109.4×49×66mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約245g(本体のみ)
なお、発売済みのワイドコンバーター「WC-DC58N」、テレコンバーター「TC-DC58N」、ウォータープルーフケース「WP-DC8」が装着できる。
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ワイドコンバーター「WC-DC58N」の装着例
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こちらはテレコンバーター「TC-DC58N」を取り付けた状態
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■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
■ 関連記事
・ キヤノン、DIGIC IIとバリアングル液晶を搭載した「PowerShot A620/A610」(2005/09/14)
( 本誌:折本 幸治 )
2006/08/24 13:09
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