キヤノンはコンパクトデジタルカメラ「PowerShot A620」と「PowerShot A610」を10月上旬より発売する。価格はA620が4万円前後、A610が35,000円前後の見込み。
2004年に発売された「PowerShot A95」の後継機種。バリアングル液晶を搭載するグリップスタイルの筐体は、基本コンセプトを継承しつつデザインが変更された。また、撮像素子の画素数が約500万画素から約710万画素(A620のみ)に、映像エンジンがDICICからDIGIC IIに、記録媒体用スロットがType 2 CFからSDメモリーカード(MMC対応)スロットに、液晶モニターが1.8型11.8万画素から2型11.5万画素に変更されるなどの改良が施されている。
A620とA610の違いは撮像素子の画素数のみで、A620が約710万画素、A610が約500万画素となる。これにともない、記録画素数がA610では2,592×1,944/2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセルなのに対し、A620では3,072×2,304ピクセルでの撮影も可能。記録形式はJPEG。連写性能はA620が秒間約1.9コマ、A610が秒間約2.4コマ。
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PowerShot A620
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PowerShot A610
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オプションのワイドコンバージョンレンズを装着したA620
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撮像素子は1/1.8インチCCD。感度はISO50/100/200/400。最大640×480ピクセル/30fpsでの音声付動画撮影も可能。記録形式はAVI(Motion JPEG)。
レンズは非球面レンズ2枚を含む7郡8枚構成。35mm判換算焦点距離は35~140mm。開放F値はF2.8~4.1。撮影可能距離は45cm~無限遠。マクロモードでは広角端で1~45cm、望遠端で25~45cmでの撮影が可能。
2型11.5万画素の低温ポリシリコンTFT液晶モニターと、光学ファインダーを搭載。記録媒体はSDメモリーカード/MMC。PCとの接続はUSB。電源は単三アルカリ電池×4またはニッケル水素充電池×4。CIPA準拠の撮影可能枚数はアルカリ電池使用時に約350枚、ニッケル水素充電池使用時に約500枚。
本体サイズは104.8×49.1×66mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみ重量は約235g。
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キヤノン
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ニュースリリース
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製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/a620610/
【8月20日】キヤノン、710万画素とブラックボディの「PowerShot S70」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0820/canon4.htm
( 本誌:田中 真一郎 )
2005/09/14 13:38
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