米Panasonicは19日(現地時間)、アスペクト比16:9の1,010万画素ワイドCCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DMC-LX2」を発表した。発売は9月で、価格は499.95ドル。
撮像素子はアスペクト比16:9の1/1.65型有効1,010万画素CCD。最大記録画素数は4,224×2,376ピクセル。4:3や3:2の画像を撮影することも可能。また、RAWでの撮影も可能。最大ISO感度はLX1のISO400からISO1600になり、高感度モードではISO3200での撮影も可能。
レンズは35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLEICA-DC Vario Elmarite光学4倍ズーム。光学式手ブレ補正「MEGA O.S.I」を備える。最短撮影距離は広角端50cm、望遠端120cm、マクロモードでは広角端5cm、望遠端30cm。
液晶モニターはLX1がアスペクト比4:3の2.5型だったのに対して、LX2は16:9の2.8型20.7万画素となった。
画像処理エンジンには「Venus Engine III」を採用。新機能として「IIC」(Intelligent ISO Control)を搭載した。IICは、Venus Engine IIIが被写体の動きを検出し、自動的にISO感度とシャッタースピードを最適に設定するもの。その際ISO感度は最大ISO1250まで増感する。
SDHCメモリーカード対応スロットのほか、13MBの内蔵メモリを搭載する。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影枚数は約300枚。
本体サイズは約105.7×26.4×55.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約186g。本体色は黒と銀が用意される。黒ボディはDMC-LX1と異なり、レンズ鏡胴部まで黒い塗装が施されている。
■ URL
Panasonic(英文)
http://www.panasonic.com/
ニュースリリース(英文)
http://www2.panasonic.com/webapp/wcs/stores/servlet/prModelDetail?storeId=11301&catalogId=13251&itemId=98046&modelNo=Content07182006055318004&surfModel=Content07182006055318004
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( 本誌:田中 真一郎 )
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