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キヤノン、高感度撮影が可能になった「PowerShot S3 IS」 |
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2005年6月発売の「PowerShot S2 IS」の後継機種。CCDを1/2.5型有効500万画素から同600万画素に、液晶モニターを1.8型11.5万画素から2型11.5万画素にそれぞれ変更したほか、今春発売のPowerShot Aシリーズと同じくISO800相当までの増感が可能になっている。海外では2月に発表済み。 また、アスペクト比16:9でのワイド撮影が可能になった。最大記録解像度は、16:9が2,816×1,584ピクセル、4:3が2,816×2,112ピクセル。 そのほか、シーンモードに「スポーツモード」を追加。AF性能の向上と連写間AFにより、動きのある被写体を連続撮影できるという。また、同社の2006年春モデルが採用している「レタッチマイカラー」も装備。撮影時に色効果を付加する「マイカラー機能」を、撮影済み画像に適用できる。
レンズ部はS2 ISと共通。USM(超音波モーター)によるレンズ駆動を採用し、高速なズーミングを実現している。手ブレ補正ユニットもS2 ISと同等。焦点距離は35mm判換算で36～432mm相当、開放F値はF2.7～3.5。最短撮影距離は広角端50cm、望遠端90cm。マクロ撮影時の撮影距離は、広角端で10～50cm。0～10cmまでの近接撮影が可能な「スーパーマクロ」も利用できる。 640×480ピクセル、30fps、ステレオ音声の動画機能も継承。動画撮影中のフル解像度静止画記録も引き続き装備する。ただしこの場合、16:9での静止画記録は不可能。 記録メディアはSDメモリーカード/MMC。電源には単三電池4本を使用する。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池をサポートする。CIPA規格基準の撮影枚数は、アルカリ乾電池が約110枚、ニッケル水素充電池が約550枚。 本体サイズは113.4×75.5×78mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約410g。S2 ISからの外観上の変化は、本体色がブラックになったことと、背面の測光切り替えボタンがISO切り替え用になったこと。 なお、S2 ISで使用できたレンズアダプター/フードセット「LAH-DC20」(3,675円)、ワイドコンバーター「WC-DC58A」(17,850円)、テレコンバーター「TC-DC58B」(15,750円)が装着できる。 【お詫びと訂正】記事初出時、電源を「単三電池2本」と記述しましたが、正しくは「単三電池4本」でした。お詫びして訂正させていただきます。 【お詫びと訂正】記事初出時、テレコンバーターとワイドコンバーターの価格を誤って表記しておりました。お詫びして訂正させていただきます。
■ ＵＲＬ キヤノン http://canon.jp/ ニュースリリース http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-04/pr-powershots3is.html?jp=powershots3is 製品情報 http://cweb.canon.jp/camera/powershot/s3is/index.html ■ 関連記事 ・ 米Canon、手ブレ補正付き光学12倍ズーム機「PowerShot S3 IS」（2006/02/22） ・ 【新製品レビュー】キヤノン PowerShot S2 IS（2005/06/27） ・ キヤノン、手ブレ補正付き光学12倍ズームモデル「PowerShot S2 IS」（2005/05/18） （ 本誌：折本 幸治 ） 2006/04/20 13:33
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