|
DMC-FX9(エクストラブラック)
|
松下電器産業株式会社は有効600万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX9」を8月26日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は50,000円前後の見込み。
6月に発売された500万画素機「LUMIX DMC-FX8」の上位機種。FX8は併売される。FX8からの変更点は撮像素子のほか、アスペクト比3:2での撮影が可能になり、液晶モニターが2.5型11.4万画素から2.5型20.7万画素に高精細化されたこと。なお、光学ファインダーやEVFは搭載しない。
また、シーンモードには暗所での撮影モードである「キャンドル」と「星空」が追加された。星空モードでは、シャッタースピードを15/30/60秒から選択でき、撮影後には自動的にノイズキャンセル処理がなされる。
画像再生では従来の9画面に、16画面、25画面での表示を追加。さらに、任意の画像に「お気に入りマーク」を付けることで、マークした画像以外を削除したり、マークした画像だけをスライドショーで再生したりできる。
このほか、起動時間が3秒から2秒に短縮された。
|
|
シルキーシルバー
|
モーブグレー
|
|
|
コンフォートレッド
|
|
撮像素子は1/2.5インチ有効600万画素CCD。記録画素数は2,816×2,112/2,048×1,536/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。
アスペクト比3:2と16:9での撮影にも対応しており、3:2では2,816×1,880/2,048×1,360ピクセル、16:9では2,816×1,584/1,920×1,080ピクセルでの撮影が可能。
記録形式はJPEG。感度はISO80~400。
レンズは非球面レンズ3枚を含む6群7枚で構成されるLEICA DC VARIO-ELMARIT光学3倍ズームレンズ。光学手ブレ補正機構を内蔵する。35mm判換算の焦点距離は35~105mm。開放F値はF2.8~5.0。撮影可能範囲は50cm~無限遠。マクロモードおよびかんたんモードでは広角端で5cm~無限遠、望遠端で30cm~無限遠での撮影が可能。
300万画素などCCDの一部を切り出す撮影時に、焦点距離が望遠方向にシフトすることを利用した「EX光学ズーム」機能を搭載。広角側ではCCDの使用範囲を600万画素分に広げてより広い画角を実現し、600万画素のデータから低解像度画像を生成する。
露出制御はプログラムAEのみ。1/3EVステップで-2~+2EVの補正が可能。
記録媒体はSDメモリーカードまたはMMC。ただしMMCは静止画記録のみ対応。PCとの接続はUSB。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約270枚。
本体サイズは94.1×24.2×50.5mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリー、メモリカードを含む重量は約155g。本体色はシルキーシルバー、コンフォートレッド、モーブグレー、エクストラブラックが用意される。
●松下電器産業提供の作例
※キャプション内の撮影データは、画像解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値(F)/ISO感度/焦点距離(mm)です。
|
|
2,816×2,112 / 1/400(秒) / 2.8 / 80 / 5.8 |
2,816×2,112 / 1/250(秒) / 8.2 / 80 / 12.2 |
■ お問い合わせ先
お客様ご相談センター
Tel.0120-878-365
Tel.06-6907-1187
■ URL
松下電器産業
http://panasonicjp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn050721-5/jn050721-5.html
製品情報
http://panasonic.jp/dc/fx9/
■ 関連記事
・ 松下、手ブレ補正搭載薄型デジカメの後継機「DMC-FX8」(2005/05/09)
( 本誌:田中 真一郎 )
2005/07/21 12:51
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|