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ニコン、Capture NX 2に「自動ゆがみ補正」など追加
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ニコンは3月31日、RAW現像ソフト「Capture NX 2」の最新アップデータソフトを公開した。バージョン番号は、Windows用およびMac OS X用ともに2.2.0。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X 10.4.11/10.5.6。
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Capture NX 2
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COOLIX P6000
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最新版では、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P6000」のRAW画像(NRW形式)に対応した。
ただしピクチャーコントロールについては制限があり、Capture NX 2でピクチャーコントロールを変更しても、COOLPIX P6000側で設定したピクチャーコントロールと同じ色合いにならないという。デジタル一眼レフカメラのピクチャーコントロールとCOOLPIX P6000のピクチャーコントロール(ニコンではCOOLPIXピクチャーコントロールと呼称)では厳密な意味での互換性がなく、Capture NX 2が扱えるピクチャーコントロールはデジタル一眼レフカメラ用のため。
また、色収差補正に「軸上色収差補正」機能を追加。従来の色収差補正については、倍率色収差として区別するようになった。JPEGやTIFFにも適用できる。
さらに現像セクションには「自動ゆがみ補正」が加わった。RAW、JPEG、TIFFで使用可能。GまたはDタイプのレンズを装着したデジタル一眼レフカメラの画像にのみ適用が可能。タル型または糸巻き型のゆがみなど、レンズの特製による発生する画像の歪みをレンズ情報を用いて補正するという。D90などが再生メニュー内に搭載する「ゆがみ補正」で、「オート」を設定した状態に近い効果が得られるようだ。
ただし、D1、D1X、D1H、D100で撮影した画像や、PCレンズおよびフィッシュアイレンズを装着して撮影した画像では利用できない。
そのほか、適用することでバッチ処理速度が向上するという。以上を含む変更点は次の通り。
●Windows用
- COOLPIX P6000のRAW画像に対応。
- ビューコントロールバーの「フィルタ:ファイル形式の表示」を一部変更。
- 「カメラとレンズの補正」内に「軸上色収差補正」機能を追加。
- 「自動色収差補正」を「自動倍率色収差補正」に名称変更。
- 「色収差補正」を「倍率色収差補正」に名称変更。
- 現像セクション「カメラとレンズの補正」内に「自動ゆがみ補正」機能を追加。
- バッチ処理速度を向上。
- 外付けHDDの画像にバッチ処理を行なう際、処理の順番を作成日時順ではなくファイル名順に変更。
- D3Xで撮影した画像で、調整メニュー「明るさ」の「自動レベル」を実行すると、まれに画像が青くなる現象を修正。
- アクティブD-ライティングを「ON」にして撮影したD60のRAW画像を開くと、まれに画像が正常に表示されない現象を修正。
- イメージウィンドウを全画面表示にしたとき、カラーピッカー画面内の「色スポイトツール」を選択して画像内にマウスカーソルを移動しても、マウスカーソルがスポイトツールのアイコンに変わらない現象を修正。
- エディットリストに表示される調整項目内にある数値入力ボックスに、マイナス記号「-」を入力すると赤く表示され、数秒後に表示が「0」になる現象を修正。
- 起動中のCapture NX 2の前面に別のアプリケーションソフトを表示させている状態で、[現像」セクションの「クイックフィックス」内にある「トーンカーブ」にマウスカーソルを移動すると、Capture NX 2 が前面に表示されてしまう現象を修正。
- 2バイト文字が含まれるモニタープロファイル名を使ってモニタープロファイルを設定していると、正しい色で表示されない現象を修正。
- 画像調整後に複数のNEF画像を開いている途中でキャンセルすると、開いた画像のエディットリストから処理内容のステップが消えてしまう現象を修正。
- Capture NX 2アップグレード版をインストールしてプロダクトキーを認証させた後に、Capture NX Ver.1.xを削除すると、次回Capture NX 2を起動した際にプロダクトキーを入力する画面が表示され、プロダクトキーを入力しても「OK」ボタンがクリックできない現象を修正。
●Mac OS X用
- Mac OS X 10.5.6に対応。
- COOLPIX P6000のRAW画像に対応。
- ビューコントロールバーの「フィルタ:ファイル形式の表示」を一部変更。
- 「カメラとレンズの補正」内に「軸上色収差補正」機能を追加。
- 「自動色収差補正」を「自動倍率色収差補正」に名称変更。
- 「色収差補正」を「倍率色収差補正」に名称変更。
- 「カメラとレンズの補正」内に「自動ゆがみ補正」機能を追加。
- バッチ処理速度を向上。
- 外付けHDDの画像にバッチ処理を行なう際、処理の順番を作成日時順ではなくファイル名順に変更。
- D3Xで撮影した画像で、調整メニュー「明るさ」の「自動レベル」を実行すると、まれに画像が青くなる現象を修正。
- アクティブD-ライティングを「ON」にして撮影したD60のRAW画像を開くと、まれに画像が正常に表示されない現象を修正。
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ダウンロードページ
http://www.nikon-image.com/jpn/support/downloads/digitalcamera/software/nx.htm
製品情報
http://www.nikon-image.com/jpn/products/software/capturenx2/index.htm?cid=IJC86RJZnx
■ 関連記事
・ ニコン、コントロールポイントが進化した「Capture NX2」(2008/06/03)
( 本誌:折本幸治 )
2009/04/01 13:17
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