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ニコン、コントロールポイントが進化した「Capture NX2」
~ゴミ除去や白飛び軽減機能も搭載
Capture NX2
ニコンは、画像編集ソフト「Capture NX2」を6月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後の見込み。また、「Capture NX」ユーザー向けのアップグレード版も用意する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万2,000円前後の見込み。対応OSはWindows XP/Vista(32bit版)、Mac OS X 10.4.11、Mac OS X 10.5.2。なお、Webサイトから60日間試用可能な体験版がダウンロードできる。
2006年発売のCapture NXの後継ソフト。Capture NXで採用していたカラーコントロールポイントを進化させた「選択コントロールポイント」を新たに搭載した。これまでの色や明るさなどに加えて、D-ライティング、ノイズリダクション、アンシャープマスクなどすべての画像調整で使用可能になった。コントロールポイントは、U Pointと呼ばれるインターフェースで、補正したい部分を指定し、スライドバーを調整することで、画像を補整する機能。処理を一部に適用することができるほか、一部を除いて適用することも可能。
選択コントロールポイントでD-ライティングを適用したところ
撮影時に写り込んだゴミを消去できる「自動レタッチブラシ」が利用可能になった。ゴミが写り込んだ部分をブラシツールでなぞるだけで、ゴミの消去が可能。ゴミ部分を埋めるのに最適な画像を周囲から検索し、周辺の画像となじむように適用できる。また、人物のほくろや花のキズなども自然に修正できるとしている。さらに、画像の白トビを軽減する「ハイライト調整」と、位部分のみを明るくする「シャドー調整」も追加した。シャドー調整は、従来のD-ライティングより高速化したという。
画像を開いたときに現れるエディットリストのデフォルト画面にトーンカーブ、露出補正、コントラスト、ハイライト、シャドー、彩度など使用頻度の高い項目を配置した。また、従来の基本画像調整を「現像」とし、「現像」と「調整」による構成とした。複数の画像処理の詳細設定も可能になったほか、複数の設定項目を同時にオープンできるようになった。パレットの配置などをワークスペースとして保存可能になった。あらかじめ用意された、複数のワークフロー別ワークスペースも利用可能。
XMPタグによるラベル、レーティングに対応。ViewNX、Adobe Bridge、Windows Vistaとの互換性を持たせた。
なお、ヴィネットコントロール、ピクチャーコントロール、バッチ処理機能なども引き続き搭載する。
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URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/0603_nx2_01.htm
製品情報
http://www.nikon-image.com/jpn/products/software/capturenx2/index.htm?cid=IJC86RJZnx
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ニコン、Nikon Captureのコンセプトを継承した画像処理ソフト「Capture NX」(2006/02/21)
( 本誌:武石 修 )
2008/06/03 16:28
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