DNPフォトマーケティングは、Phase OneのRAW現像ソフト「Capture One 4日本語版」を6月1日に発売する。価格は1万3,440円。対応OSは、Windows XP/Vista、Mac OS X 4.1.1/10.5.2以上。パッケージはWindowsとMac OS Xのハイブリッド版。
デジタルバック「Phase One」シリーズのRAW現像ソフトとしてスタートした「Capture One」シリーズの最新版。2007年の「Capture One 4β」の公開後、いくつかの機能を追加してバージョン番号を4.1にアップ。国内でも正式にパッケージ版の発売が決まった。
β版からの主な追加機能は、解像感を高める「Focus+」とパープルフリンジなどを低減する「Lens+」。現在のところ、マミヤおよびPhase Oneのレンズ、マミヤ645AFD IIIボディとPhase One 645AFボディ、Phase Oneデジタルバックの組み合わせなどで撮影した写真に適用できる。
Capture One 4βの「ハイダイナミックレンジ」も継承。RAWデータに残るデータをもとに、ハイライトとシャドウを調整できる。
サムネイルが並ぶ「ブラウザ」では、レーティングや並び替えが行なえる。また、複数のフォルダを1シートとして管理する「アルバム」機能も新たに搭載した。カメラメーカーのカメラコントロールソフトとも連携でき、PCと接続中、ホットフォルダに記録された写真をCaptutre One 4上へと自動的にロードする機能も備えている。
新たな対応機種は次の通り。オリンパス:E-3、E-510、E-410。キヤノン:EOS-1Ds Mark III、EOS-1D Mark III、EOS 40D、EOS 4500/Rebel XSi(国内名称EOS Kiss X2)、PowerShot G9。ソニー:α350、α300、α200(以上ソニー)。ニコン:D3、D300、D40x、D60。ペンタックス:K20D、K200D、K100D Super。マミヤ:マミヤZD、マミヤZD Back。
米国サイトで30日間の体験版を公開中。秋には上位ソフトの「Capture One 4 PRO」のリリースを予定している。