Phase Oneは30日、RAW現像ソフト「Capture One 4β」を公開した。31日現在、英語版を無償でダウンロードできる。対応OSはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4.8以降。製品版のリリース時期、価格などは未定。現在、Capture One 4へのアップグレード権を含んだ「Capture One 3.7.x LE」を99ドルでダウンロード販売している。
Browserをメインとしたサムネイル表示
Viewerには複数の写真を表示したまま補正が可能
Phase Oneのデジタルバッグ用、あるいは汎用のRAW現像ソフトとして歴史の長いソフトの新バージョン。右にメインとなる「Viewer」、下にサムネイルまたはリスト表示の「Browser」、左に各種設定タブの「Tools」という配置がデフォルトで、Toolsは「Quick Control Tub」、「Exposure Tool Tub」、「Color Tool Tub」などに切替可能。またBroweserでは、レーティングなどを元に並び替えなどが行なえるため、写真管理ソフトとしての側面も持つようになった。
4βでの代表的な新機能は、「High Dynamic Range」、「Variants」、「Web contact sheet」、「Multiple up viewing」。このうちMultiple up viewingは、最大12枚の写真をViewerに表示したまま、各種補正が行なえるもの。High Dynamic Rangeは、ハイライトとシャドウのディテールを調整できる。
対応機種は、Phase One P45+、P30+、P21+、P20+、P45、P30、P25、P21、P20、H25、H20、H10、H101、H5、LightPhase。
デジタル一眼レフカメラおよびコンパクトデジタルカメラの対応機種は次の通り。キヤノンEOS-1D Mark III、EOS-1D Mark IIN、EOS-1Ds Mark II、EOS-1D Mark II、EOS-1Ds、EOS-1D。キヤノンEOS 5D、EOS 30D、EOS 20D、EOS 10D、EOS 400D(Rebel XTi)、350D(Rebel XT)、EOS 300D(Rebel)、EOS D60、EOS D30。キヤノンPowerShot Pro1、PowerShot G6、PowerShot G5、PowerShot G3、PowerShot G2。エプソンR-D1s、R-D1。コニカミノルタα(Maxum、Dynax)5D、7D、Dimage A1、A2。ニコンD2Xs、D2X、D1X、D2Hs、D2H、D1H、D200、D100、D80、D70s、D70、D50、D40。オリンパスE-500、E-1、E-10、E-20、E-330、E-300、E-400、CAMEDIA C-7070、8080、ペンタックスK10D、K100D、*ist DL、*ist D、*ist DS2、*ist DS。ソニーα100、DSC-R1(海外モデル名のまま表記)。