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ニコン、「Capture NX」をD3のヴィネットコントロールに対応


Capture NX
 ニコンは15日、RAW現像ソフト「Capture NX」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は、Windows用、Macintosh用ともに1.3.3。

 Ver.1.3.3での更新内容は次の通り。

  • D3(ファームウェアA:Ver.1.10、ファームウェアB:Ver.1.10以降)にて、「ヴィネットコントロール」を設定して撮影した RAW 画像に対応
  • 撮影情報パレットに、「撮影者名」、「著作権名」、「ヴィネットコントロール」の項目を追加
  • カテゴリーを「ファイル」、「撮影情報」、「ピクチャーコントロール」、「フラッシュ」、「GPS」から、「ファイル情報」、「撮影情報」、「ピクチャーコントロール」、「GPS」に再編
  • LZW圧縮で保存したTIFFファイルを開くと、エラーが発生する現象を修正
  • D1XまたはD1Hで撮影したRAW画像に対して、参照用イメージダストオフデータがあるフォルダを選択しても、「イメージダストオフ参照画像が見つかりません」という警告表示が出る現象を修正
  • 「基本画像調整」内「RAW調整」の「ホワイトバランス」で「自動調整」を微調整して保存した設定ファイルを、別の画像に適用してもホワイトバランスが反映されない現象を修正
  • View NX の「簡易RAW調整」にて、ピクチャーコントロール非対応機種のRAW画像に対してピクチャーコントロールを変更し、Capture NXで開くと、「基本画像調整」内「カメラ調整」の「ピクチャーコントロール」が、「ピクチャーコントロール不使用」になってしまう現象を修正
  • PCのタイムゾーンの設定によって、D300で撮影したイメージダストオフデータが認識できなくなる現象を修正(Windows用のみ)
  • インストール時、Capture NXに関連付けるファイルタイプを選ぶ画面で、「JPEG」にチェックを入れてインストールを行なうと、JPEG画像がホームページなどにアップロードできなくなる現象を修正(Windows用のみ)


 D3のヴィネットコントロールは、15日に公開されたD3用の新ファームェア(ファームウェアA、Bともに1.10)で使用可能になる新機能。今回のアップデータにより、Capture NXでもヴィネットコントロールを適用したRAW画像を扱えるようになる。

 Capture NXは、同社のRAW形式(.NEF)に対応したRAW現像ソフト。独自のインターフェイス「コントロールポイント」などにより、範囲選択に頼らない柔軟な調整に対応するのも特徴。NEFのほか、JPEGなど汎用形式の読み込みや編集も行なえる。価格はオープンプライス。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://www.nikon-image.com/jpn/support/downloads/digitalcamera/software/nx.htm
  製品情報
  http://www.nikon-image.com/jpn/products/software/capturenx/

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/04/15 16:04
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