ニッシンジャパンは、「マイTTL設定」を搭載したクリップオンストロボ「スピードライトDi466」を4月上旬に発売する。価格は2万1,000円。
ガイドナンバー46(ISO200、照射角105mm相当)、バウンス発光対応のクリップオンストロボ。キヤノンおよびニコンのTTL調光に対応する。同社の「Di622」と「Di28」の中間に位置するモデル。電源は単3電池4本を使用する。
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スピードライトDi466(正面)
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背面
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新機能として、TTL調光全体のレベルを自分好みに設定できる「マイTTL設定」を搭載。-0.75EV~+0.75EVまで0.25EV(1/4絞り)ステップで設定できる。設定したレベルは、電源を切っても保持される。
また、電池4本を一度に挿入できるバッテリーマガジンを採用。スピーディーな交換が可能という。さらにバッテリーマガジンへは、同じ電極の向きで挿入できる。
発光部前面には色フィルター装着用ガイドも搭載する。ストロボ光を環境光の色温度に合わせたいときなどに使用する。
照射角は24~105mm。モード切替は、TTL、マニュアル(6段)、アナログスレーブ、デジタルスレーブの4種類。アナログスレーブは、スタジオ用ストロボなど1回だけの発光に対応するモードで、デジタルスレーブは複数回の発光を伴うプリ発光に対応する。
使用可能な電池は、アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、オキシライド乾電池、リチウム電池。フル発光からのチャージ速度は、ニッケル水素充電池で約3.8秒、アルカリ乾電池で約4.5秒となっている。発光回数は、ニッケル水素充電池が約300回、アルカリ電池が約200回。
調光方式として、E-TTL、E-TTL II(以上キヤノン用)、i-TTL(ニコン用)を採用する。対応予定の製品は、EOS-1D Mark III、EOS-1D Mark II、EOS-1D Mark II N、EOS-1Ds Mark II、EOS 5D、EOS Kiss Digital、EOS Kiss Digital N、EOS Kiss Digital X、EOS 10D、EOS 20D、EOS 30D、EOS 40D、PowerShot G7、PowerShot G9(以上キヤノン)。D300、D200、D40、D40x、D50、D70s、D70、D80、D2Xs、D2X、D2Hs、D2H、COOLPIX P5000、COOLPIX P5100(以上ニコン)。
そのほか、18mm対応のワイドパネルやキャッチライトパネルを内蔵。バウンス角度は上方向に90度。ファームウェアアップデート端子も備えており、アップデートは有償で1,500円を予定している。本体サイズは105×95×67mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約240g(電池別)。
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オフカメラTTLコード
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なおニッシンジャパンは18日、ストボロ関連製品のアクセアリーブランド「フラッシュギア」を展開すると発表した。ニッシンジャパンのストロボ製品のみならず、他社製品でも使用できるアクセサリー群。
第1弾は、キヤノン用とニコン用のオフカメラTTLコード。価格は各6,000円。今後、フィルター、ブラケット、ディフューザーなどを追加するという。
■ URL
ニッシンジャパン
http://www.nissin-japan.com/
ニュースリリース(PDF)
http://www.nissin-japan.com/news/Di466PR.pdf
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( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/18 11:07
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