PMA08には、写真やカメラに関連する多数の企業が出展している。その中から興味深い製品をとりあげる。
■ 単3電池をカートリッジにまとめたニッシンのストロボ
ニッシンジャパンはPMA08において、クリップオンストロボ「Di466」を参考出品した。発売時期や価格は未定。
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Di466。左はバッテリーカートリッジ
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側面
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操作部
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バッテリーカートリッジ
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現行の「Di622」と「Di28」の中間に位置する製品で、ガイドナンバーは33(ISO100)、46(ISO200)。キヤノンとニコンのTTL調光に対応する。
対応機種は、キヤノンがEOS-1D Mark III、EOS-1Ds Mark II、EOS-1D Mark II N、EOS-1D Mark II、EOS-1Ds、EOS-1D、EOS 5D、EOS 40d、EOS 30D、EOS 20D、EOS 10D、PowerShot G9、PowerShot G7。ニコンがD3、D2Xs、D2X、D2Hs、D2H、D300、D200、D80、D70s、D70、D50、D40x、D40。
照射角は16~70mmで、リフレクターも内蔵する。バウンスやスレーブ発光も可能。
単3電池4本をまとめてセットするカートリッジ式の「Quick Battery Replacement」を採用。電池の取り替えをスムーズにするアイテムで、予備カートリッジを製品に付属する案もあるという。アルカリ、オキシライド、リチウムの各電池に対応する。アルカリ電池で約200回の発光が行なえるという。
■ ホットシューに取り付けるGPS
JOBOブースでは、「photoGPS」を出品していた。米国で6月に発売する予定で、価格は未定。
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JOBOのphoto GPS
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単4電池2本で駆動する
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位置情報の記録タイミングは、ホットシューの接点を利用
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電源を入れた状態。会場内は屋内なので位置を取得できなかった
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31日の前日レポートでお伝えしたgeotateのGPSユニットと同じく、ホットシューに取り付けることで、撮影ごとに位置情報を取得。本体にUSB端子を備えており、撮影後にPC上で位置情報を写真に付加する。
PCに取り込んだ情報をオンライン上のデータベースサーバーと照会することで、地方、都市、ストリートなどのジオタグを取得、ローカルPCのデータと同期する仕組み。RAWの場合は、自動的にジオタグを含むXMLデータを生成する。
電源は単4電池。背面に液晶パネルを搭載し、位置情報やバッテリー残量などが表示できる。
■ 無線LAN機能内蔵のSDメモリーカード
Eye-Fiは、無線LAN機能を搭載した2GBのSDメモリーカードを出品した。価格は100ドル。国内での発売は未定。
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見た目は普通のSDメモリーカード
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背面。ロックスイッチがない
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Eye-Fiの説明パネル。PCがオフのときは、自動的にオンラインアルバムサイトにアップロードする
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会場内にはEye-Fiとの連携を謳う製品がいくつか見られた。写真はDigital Spectrum Solutionsのデジタルフォトフレーム
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カメラ内に挿入しておけば、撮影した写真を即、IEEE 802.11g/b規格で転送。カード内の設定ソフトをPCにインストールし、設定すると利用できる。カメラ側での設定は不要。転送時の電力はカメラ側から供給される。
ロックスイッチがない以外、外観は通常のSDメモリーカードとほとんど変わらない。「SDメモリーカードが使えるカメラならすべて利用できる」とし、転送先はWindows、Macintoshの両方に対応。OS内で自動的に転送設定を行なっているアプリケーションがあれば、転送した写真はそのアプリケーションで表示されるようだ。
またPCがオフの場合は、オンラインアルバムサイトに自動的にアップロードするという。対応サイトはFlickr、Picasa Web Albums、Shutterflyなど。
実際に3,216×2,136ピクセルのJPEG画像を転送してみると、2秒ほどでPC画面の右上に転送中を表すサムネイルが表示され、5秒程度で転送が完了、すでに起動していたiPhotoで表示できた。
■ アルバムを腕にはめる「Photowatch」
TemtexのPhotowatchは、デジタルフォトアルバムを腕時計にしたもの。価格は50ドル。今春に米国で発売する。
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Photowatch
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会場には4色が並んだ
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側面にUSB端子を装備
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こちらは再生などを行なう操作部
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■ URL
ニッシン
http://www.nissin-japan.com/
JOBO
http://www.jobo.com/
Eye-Fi
http://www.eye.fi/
Temtex
http://www.neutrano.com/
( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/03 14:34
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