エプソンは、A2ノビロール紙対応の大判インクジェットプリンタ「PX-6550」と「PX-6250S」を、2月14日より発売する。対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9以降。
「PX-6550」は、2005年に発売されたPX-6500の後継機。価格は24万8,000円。
写真、プルーフ、ファインアートなどに向いた、高画質機。新たに、VM(ビビッドマゼンタ)技術により色再現域を広げ、光源依存性を低減した8色顔料インク「PX-P/K3(VM)」を採用した。
最高印刷解像度は2,880×1,440dpi。インターフェイスにUSBとEthernetを備える。本体サイズは848×765×354mm(幅×奥行き×高さ)、インクカートリッジを含まない重量は約40.2kg。
「PX-6250S」は、やはり2005年に発売されたPX-6250の後継機。価格は22万8,000円。
CADなどに向いた高速印刷モデル。4色のPX-Pインクを採用し、各色360ノズルにより高速出力を実現した。従来比1.2~1.5倍の速度で印刷できる「POPプリントモード」を新たに搭載。緊急で必要なポスターをプリントしたり、枚数が多いときに使う。
最高印刷解像度は1,440dpi×720dpi。インターフェイスにUSBとEthernetを備える。本体サイズは848×765×354mm(幅×奥行き×高さ)、インクカートリッジを含まない重量は約39kg。
また、高画質モデルの「PX-9550」、「PX-7550」、「PX-6550」専用の推奨RIP(Raster Image Processor)として、「ONYX RIP Center for Epson」を6月に発売する。価格は15万円。対応OSはプリントサーバーがWindows 2000/XP、クライアントがWindows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.3.9~10.4.x。
これに併せて、これまでRIP専用モデルだったPX-9550とPX-7550用の、プリンタドライバがダウンロード可能になる。さらに、Windows版プリンタドライバが改良され、用紙サイズ設定が容易になったほか、カラーサークルによる色の微調整機能などが追加された。
■ URL
エプソン
http://www.epson.jp/
ニュースリリース
http://www.epson.jp/osirase/2008/080206.htm
製品情報(MAXART)
http://www.epson.jp/products/maxart/
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( 本誌:田中 真一郎 )
2008/02/06 18:10
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