| エプソンは、大判プリンタ「MAXART」シリーズに、新開発のヘッドやインクを搭載したモデルを追加した。また、従来モデルのうちB0ノビ対応モデルとA1ノビ対応モデルの新機種を発売する。いずれも10月下旬に発売する。
 
 
「PX-20000」は、64インチ用紙に対応した大判プリンタ。価格は241万2,900円。| 
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 新開発のMicroPiezoTFヘッドを搭載した。同ヘッドによりノズルの密度を従来比2倍の360dpiとし、高画質と高速印刷を実現した。
 
 インクも新開発の「VM(ビビッドマゼンタ)インクを搭載。従来の8色構成のPX-P/K3インクのマゼンタとライトマゼンタをビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタに変更し、とくに青やマゼンタの色再現域を拡大したほか、光源依存性を低減した。
 
 このほか、自動ノズルチェックシステムによるドット抜け検出機能や、自動ヘッドクリーニング機能を搭載する。
 
 B0ノビ対応の「PX-9550」とA1ノビ対応の「PX-7550」は、それぞれ68万400円と36万5,400円。2005年5月に発売されたハイクオリティモデルのPX-9500とPX-7500の上位後継機種で、VMインクを新たに搭載したRIP専用モデルとなる。
 
 
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| PX-9550 
 | PX-7550 
 |  B0ノビ対応の「PX-9500N」とA1ノビ対応の「PX-7500N」は、それぞれ62万7,900円と31万2,900円。PX-9500とPX-7500の後継機種で、引き続きPX-P/K3インクを採用する。新たにUSB 2.0のほかに、Ethernetを標準装備とした。
 
 B0ノビ対応の「PX-9550S」とA1ノビ対応の「PX-7550S」は、それぞれ62万7,900円と31万2,900円。2005年5月に発売されたハイスピードモデルのPX-9500SとPX-7500Sの後継機種で、引き続き4色構成のインクを採用する。新たにEthernetを標準装備としたほか、高速印刷モードの「POPプリントモード」を装備し、従来比約1.2~1.5倍の高速印刷ができる。
 
 ■ URL
 エプソン
 http://www.epson.jp/
 ニュースリリース
 http://www.epson.jp/osirase/2007/070919.htm
 製品情報(MAXART)
 http://www.epson.jp/products/maxart/
 
 ■ 関連記事
 ・ エプソン、印刷時間を半分に短縮する新型プリントヘッドを開発(2007/03/27)
 
 
 ( 本誌:田中 真一郎 )
 2007/09/19 16:49
 
  
 
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