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2007年上半期国内インクジェットプリンタ市場は引き続き縮小

~ガートナー調べ、出荷台数4.3%減

 ガートナージャパンは18日、2007年上期(1~6月)の国内インクジェットプリンタ市場の調査結果を発表した。

 これによると、出荷台数は281万9,000台(前年同期比4.3%減、以下カッコ内は同様)、出荷金額は636億6,100万円(13.6%減)。

 インクジェットプリンタの普及、製品間の差異の縮小、低価格化、買い替えサイクルの長期化など、市場の成熟を前年比減の要因としている。

 プリンタ出荷台数全体の61.2%を占める複合機も、前年同期比2.1%と伸び幅が小さくなっており、単機能機から複合機への買い替えが一巡しつつある。

 さらに、低価格化が進み、手軽で身近になったDPE店/カメラ店/コンビニなどのプリントサービスやセルフプリント端末、オンラインプリントなどが、プリンタから需要を奪っている可能性を指摘。インクジェットプリンタは、価格や品質、手軽さでこれらのプリントサービスと競争する必要があるとしている。

 インクジェットプリンタ市場の成長には、インクジェットプリンタの付加価値のあり方を考慮し、メーカー各社の特徴や製品の特徴をユーザーに伝える工夫が必要としている。

 メーカー別シェアはキヤノンが40.8%、エプソンが38.9%、日本HPが9.2%、ブラザーが5.2%、レックスマークインターナショナルが2.2%、そのほかが3.7%。



URL
  ガートナージャパン
  http://www.gartner.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.gartner.co.jp/press/pdf/pr20071018-01.pdf

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2006年上半期のインクジェットプリンタ市場は5.5%減(2006/09/11)


( 本誌:田中 真一郎 )
2007/10/18 17:19
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