キヤノンは、業務用大判インクジェットプリンタ「imagePROGRAF」シリーズの新製品として、「iPF6100」と「iPF5100」を発売する。発売時期と価格は、iPF6100が6月上旬で36万5,400円、iPF5100が7月で29万1,900円。
iPF6100はA1ノビサイズ、iPF5100はA2ノビサイズに対応。また、液晶モニターを搭載。対応OSはともにWindows 2000/XP/Server2003/Vista、Mac OS 9.1、Mac OS X 10.2.8以降。
|
|
imagePROGRAF iPF6100
|
imagePROGRAF iPF5100
|
独自の次世代カラーマネジメント技術「Kyuanos」(キュアノス)を採用。照明の違いによる見え方の違いを補正する「環境光補正プリント」機能により、出力物の使用場所に合わせた好ましいプリントが行なえるという。また、プリントヘッドの個体差や経年変化による色のバラ付きを補正する「自動カラーキャリブレーション機能」を搭載する。なお環境光補正は、Windowsでのみ作動する。
発売中の従来機と同じく、ともに顔料インク「LUCIA」(ルシア)を採用。計12色のうち、ブラック、マットブラック、グレー、フォトグレーのモノクロ系4色インクを刷新するなど、インクシステムに改良を加えたという。
ノズル数は各色2,560の計3万720。最大解像度は2,400×1,200dpi。インターフェイスはIEEE1394、Ethernet、USB 2.0。
本体サイズはiPF6100が1,177×670×348mm(幅×奥行き×高さ)、iPF5100が999×810×344mm(同)。
また同社は、imagePROGRAF向けのポスターデザインソフト「PosterArtist 2007」を7月に発売する。価格は10万2,900円。iPF6100とiPF5100が搭載する「環境光補正プリント」にも対応する。
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2007-05/pr-ipf6100.html
製品情報
http://cweb.canon.jp/imageprograf/lineup/ipf6100/
■ 関連記事
・ Windows Vistaの新色管理システム「WCS」とは(2007/03/06)
・ Canon EXPO 2005で御手洗社長が基調講演(2005/10/27)
・ キヤノン、プライベート展示会「Canon EXPO 2005 in Tokyo」開催(2005/10/26)
( 本誌:折本 幸治 )
2007/05/14 20:19
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|