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Tripper V
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飛鳥は、4.3型ワイド液晶ディスプレイを備えたHDDフォトストレージ「Tripper V」(トリッパー・ヴイ)を4月中旬に発売する。直販サイトでは2日から予約を受け付け、発送を12日から行なう予定。ただし、直販サイト限定モデルの「Tripper V40」のみ、4月上旬より発送。対応OSは、Windows 2000/XP/Vista、Mac OS X 10.2以降。
液晶ディスプレイ、HDD、記録メディアスロット、USB端子、リチウムポリマーバッテリーなどからなるHDDフォトストレージ。HDD容量の違いにより、下記の計4製品をラインナップする。
- TripperV40(40GB):39,900円(直販サイト専用100台限定)
- TripperV80(80GB):49,980円(直販サイト専用)
- TripperV120(120GB):69,825円
- TripperV160(160GB):79,800円
JPEGに加え、主要なデジタル一眼レフカメラのRAWデータ再生に対応。また、音楽ファイル(MP3、AAC)、動画ファイル(MPEG-4)の再生も行なえる。
液晶ディスプレイは800×480ピクセル、4.3型ワイド。三菱電機の独自技術「NCM(Natural Color Matrix)リアルカラー液晶」を採用する。RGBとYMCの6軸と彩度を独立してコントロールする技術で、「より実像に近いリアルカラーを再現する」という。最大8倍までの画像拡大が可能。
CFスロットとSDHCメモリーカードスロットを装備。それぞれMicrodriveとminiSDにも対応する。記録メディアからHDDへのコピーは、「通常コピー」モードに加え、HW(Hard Ware)コピーを行なう「高速コピー」も利用可能。サンディスクのCF「Extreme IV」2GBの場合、11.3MB/secの結果を得たという。また、高速モードでは、フル充電から約70GBのコピーが可能。
USBホスト端子を搭載し、デジタルカメラやカードリーダーをケーブル接続できる。各機器内のデータを、Tripper Vの内蔵HDDにコピーできる。USBバスパワーにも対応するため、Tripper Vの電源OFF時、USBケーブルから充電できる。また、コンポジット出力端子も備えており、テレビなどに映像を映し出せる。
操作ボタンは画面右側に集中して配置。各操作画面において、有効な操作ボタンだけをLEDで点灯する。本体サイズは153×30×78mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約370g。専用キャリングケースが付属する。
なお飛鳥は、直販サイトにて従来機種の下取りキャンペーンを実施する。新製品のTripper V120、またはTriper V160への買い替えに対し、最大18,900円の割引を行なう。期間は4月9日まで。予定台数に達した場合、早期に終了する可能性もある。
下取り対象は、「Tripper(初期型)」、「Tripper 40」、「Tripper Plus 20」、「Tripper Plus 40」、「Tripper Next 20」、「Tripper Next 40」、「Tripper Next 80」、「Tripper mini 20」、「Tripper mini 40」。
■ URL
飛鳥
http://www.aska-corp.co.jp/
製品情報
http://www.aska-corp.co.jp/products/p-tripper-v01.htm
ナチュラルカラーマトリックス(三菱電機)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/spec/merit/4.htm
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( 本誌:折本 幸治 )
2007/03/02 13:55
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