アップル・コンピューターは13日、写真家向けソフト「Aperture(アパーチュア)」の最新版「1.1」の発売を発表した。価格は34,000円。
2月に開幕したイベント「フォトイメージングエキスポ2006」で公開された最新版で、従来の1.0からの主な変更点は、IntelおよびPowerPCベースの両方のMacでネイティブに動作する「ユニバーサルバイナリ版」になったこと。さらに価格も52,000円から18,000円安くなっている。
Intel製CPUを搭載したMacBook Proの場合、リフトアンドスタンプや検索などのワークフローがPowerBook G4より最大4倍に高速処理できるという。
またRAW画像処理については、ノイズ低減、シャープネス補正、ハイライト部の復元といった処理を改良。さらに、ブースト、シャープニング、クロマブラーといった現像時の設定を詳細に調整できるほか、ニコン「D200」、キヤノン「EOS 30D」にも対応した。
なお、1.0と同じくインターナショナルバージョン(英語版)のみのリリースとなる。
従来のAperture 1.0正規ユーザー向けに、アップデータの提供も行なう。さらに正規ユーザーは、18,000円相当(アカデミック版は12,000円)のクーポン券を受け取ることが可能。申し込みは、専用ページでダウンロードできる申し込み用紙に必要事項を記入し、6月30日までに郵送する。クーポン券は同社の直販サイト「アップルストア」でのみ利用できる。
■ URL
アップル
http://www.apple.com/jp/
クーポンプレゼント
http://www.apple.com/jp/promo/aperture/
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( 本誌:折本 幸治 )
2006/04/13 22:37
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