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【PMA09】「easyモード」搭載の国内未発表モデルを出品したカシオ

会期:2009年3月3日~3月5日(現地時間)
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター


カシオブース
 PMA09でカシオは、今季発表されたコンパクトデジタルカメラを中心に展示していた。4月上旬に国内で発売予定の「HIGH SPEED EXILIM EX-FS10」のほか、同じく3月20日発売予定の「EXILIM ZOOM EX-Z1」(米国名称:EXILIM ZOOM EX-S5)などのほかに、国内未発表モデルの「EXILIM ZOOM EX-Z29」を出品。

 また、高速連写に対応するEX-FC100や、動画を切り取り背景と合成できる「EXILIM CARD EX-S12」のデモンストレーションが行われた。


米国で発表になったばかりの「EXILIM ZOOM EX-Z29」 正面

上部 側面

 国内未発表のEX-Z29は、「Sleek&Sturdy」をデザインコンセプトとしたカメラで、光学3倍ズームレンズや有効1,010万画素の1/2.5型CCDを搭載した低価格モデル。「easyモード」を搭載し、ストロボの種類、セルフタイマーのオン/オフ、画像サイズという3つの設定を行なうだけで手軽に撮影の用意を完了させることができる。

 また、23のベストショット機能や顔検出技術により、簡単に撮ることができる。このほか、ムービーボタンを押すことによって、16:9のワイドスクリーンムービーを録画することが可能。カラーバリエーションはブラック、ピンク、ブルー、シルバー、パープルの5色が用意されている。重量は約125g。米国での発売は4月を予定している。価格は149.99ドル。国内での発売は未定。


背面。米国モデルだが、タッチアンドトライコーナーにあった実機には日本語フォントが入っていた 日本語化された「easyメニュー」

EXILIM ZOOM EX-Z29のカラーバリエーション

 EX-FS10は、有効910万画素の1/2.3型高速CMOSを搭載し、秒間30枚の高速連写を可能にした製品。国内でのカラーバリエーションは、グレイ、ホワイト、レッドの3色だが、海外モデルでは、ホワイトの代わりにブルーが採用されている。


HIGH SPEED EXILIM EX-FS10のカラーバリエーション ホワイトの代わりにブルーをラインナップ

 EX-Z1は、有効1,010万画素の1/2.3型CCDを搭載した光学3倍ズームモデル。2.7型ワイド液晶を搭載している。サイズは96.8×17.8×56.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約100g。国内ではブルー、シルバー、パープルの3色をラインナップしているが、海外モデルはブラックとピンクを加えた5色を用意している。


EXILIM ZOOM EX-Z1(米国名称:EXILIM ZOOM EX-S5)のカラーバリエーション ブラックモデル

 なお、1月に開催された「2009 International CES」で同社が発表した「EXILIM ZOOM EX-Z400」と「EXILIM ZOOM EX-Z270」は、PMA09では展示がなかった。米国での発売時期がまだ確定していないため。従って、ダイナミックフォトのデモが行なわれたのは、「EXILIM CARD EX-S12」の1機種だった。


HIGH SPEED EXILIM EX-FC100を使ってチアガールの激しい動きを高速連写で捉えるというデモンストレーションの様子 5倍ズームの高速連写機能搭載モデル「HIGH SPEED EXILIM EX-FC100」

米国唯一のダイナミックフォト機能搭載モデル「EXILIM CARD EX-S12」を使った同機能のデモンストレーションの様子 タッチアンドトライコーナー

【2009年3月9日】EX-Z400とEX-Z270について「米国での発売を見合わせた」との表現がありましたが、「米国での発売時期がまだ未確定」が正しい内容になります。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/

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( 飯塚直 )
2009/03/06 14:48
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