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【PMA08】ソニー、フルサイズセンサー搭載の「α」を年内に投入


ソニーブースに展示されたαフラッグシップモデル
会場:米国ラスベガスコンベンションセンター
会期:2008年1月31日~2月2日(現地時間)


 ソニーはPMA08の初日にあたる31日、マスコミ向けのカンファレンスを会場内で開催。デジタル一眼レフカメラ「α」のフラッグシップモデルにフルサイズCMOSセンサーを搭載し、年内に発売すると告知した。

 フラッグシップモデルの投入を発言したのは、AMC事業部長の勝本徹氏。International CES 2008で発表した「α200」、30日に発表した「α350」および「α300」の紹介をした後、フルサイズCMOSセンサーを搭載したαフラッグシップについて言及した。搭載センサーは、有効2,460万画素の「Exmor」CMOSセンサー。すでに30日、同社はフルサイズセンサーの量産を発表している。


外観は従来のモックアップと大きく変わらない

背面。α700のボタン配置と良く似ている

アイセンサーのほか、従来のソニーαになかった上面パネルが見える

先端を尖らせた特徴的なペンタ部

スケルトンモデル フルサイズセンサー「Exmor」。手ブレ補正をデモしていた

 勝本氏は、ソニーαシリーズ共通のボディ内手ブレ補正機構「Super Steady Shot」についても触れた。「APS-Cの3倍以上のサイズながら、Super Steady Shotを内蔵した」という。ブースには手ブレ補正機構のデモ機がおいてあり、スムーズに動く様を見ることができる。

 そのほかの仕様は未定。現在のところ、具体的な発売時期も定かではない。ゴミ対策についてもアナウンスはなかった。

 αフラッグシップモデルは、昨年のPMA07でミドルクラスとともにお目見えし、そのうちミドルクラスは「α700」として昨秋に発売されている。今年はα200、α300、α350、α700、フラッグシップモデルがブース内にそろい踏みした。

 勝本氏は、「今年はエントリーからフラッグシップが揃う年。αはメインステージに出る年となるだろう」と締めくくった。


新デザインのストロボも同時に告知 Exmorをアピール。CCDの採用も併行して継続するという

フルサイズでも手ブレ補正が働く

AMC事業部長の勝本徹氏


未発表の新レンズも展示された。写真はフルサイズ対応の超広角レンズ 同じくフルサイズ対応の超望遠レンズ


URL
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/

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【PMA07】ソニー、「α」最上位機とハイアマチュア向けモデルを参考出品(2007/03/09)


( 本誌:折本 幸治 )
2008/02/01 05:00
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