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カシオ、デジカメ好調も携帯電話不振で減収減益に


 カシオ計算機は2日、2008年度中間決算(2007年4月1日~9月30日)を発表した。売上高は2,942億7,700万円(前年同期比2.1%減、以下カッコ内は同じ)、営業利益は137億4,200万円(40.8%減)、純利益は54億7,600万円(54.3%減)。

 エレクトロニクス機器事業の売上高は2,424億円(5.5%減)、営業利益は177億円(30.2%減)。デジタルカメラや電子辞書のコンシューマ部門の売上高は1,123億円(4.3%増)。デジタルカメラ、電子辞書ともに好調だった。

 一方、携帯電話の競争激化、部材調達不足によりモバイルネットワークソリューション部門の売上高が655億円(24.5%減)に、OA製品価格低下の影響を受けた情報機器部門が219億円(10.1%減)となった。

 デバイスその他事業は、デジタルカメラ向けTFT液晶の需要が回復したことなどにより、売上高518億円(18%増)となったものの、TFT液晶の価格下落などにより、13億円の損失となった。

 これにともない、通期予想も下方修正。売上高を6,143億円(1%減)、営業利益を372億円(22.6%減)、純利益を175億円(30.4%減)とし、4期連続の増収増益から一転、減収減益を見込む。

 なお、通期の施策において、デジタルカメラでは、「デジタル技術の強みを活かした新しいジャンルの開拓によりラインアップの拡充を図る」としている。



URL
  カシオ
  http://www.casio.co.jp/
  IR情報
  http://www.casio.co.jp/ir/library/

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( 本誌:田中 真一郎 )
2007/11/02 18:06
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