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ニコン、デジタルカメラが好調で第1四半期は増収増益


 株式会社ニコンは31日、2007年度第1四半期(2007年4月1日~2007年6月30日)の連結決算を発表した。

 売上高は2,235億4,300万円(前年同期比29.4%増、以下同)、営業利益は361億3,200万円(49.3%増)、純利益は234億4,600万円(59%増)。デジタル一眼レフカメラの好調により、増収増益となった。

 デジタルカメラを含む映像事業は、売上高1,457億円(47.3%増)、営業利益266億円(112.8%増)。デジタル一眼レフカメラでは、ハイアマチュア向けのD200からエントリー向けのD40まですべての機種で販売が好調だった。また、コンパクトデジタルカメラではCOOLPIX P5000をはじめ、春モデルの販売が伸びた。

 当四半期のカメラ関連出荷台数は、デジタル一眼レフカメラが前年同期比111.1%増の76万台、コンパクトデジタルカメラが同21.6%増の203万台、交換レンズが同192.1%増の111万台となった。なお通期では、デジタル一眼レフカメラが前年比24.4%増の260万台、コンパクトデジタルカメラが同30.1%増の770万台、交換レンズが同36.4%増の360万台の出荷を見込む。

 そのほかの事業は次の通り。精機事業は売上高613億円(4.6%増)、営業利益82億円(21.9%減)。インストルメンツ事業は売上高130億円(10.2%増)、営業利益1億円(前年同期は1億円の損失)。その他事業が売上高138億円(4.5%増)、営業利益14億円(横ばい)。

 同社では業績の好調を受け、5月10日発表の通期業績予想を上方修正した。売上高は9,000億円から9,300億円に、営業利益は1,000億円から1,140億円に、純利益は550億円から620億円にぞれぞれ修正する。修正の主な理由は、デジタル一眼レフカメラおよび交換レンズが好調を維持していることに加え、コンパクトデジタルカメラも新機種の販売が順調に伸びているため。



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  財務・業績の概況
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/ir/finance/fr.htm#y2008

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( 本誌:武石 修 )
2007/07/31 17:27
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