デジカメ Watch
最新ニュース
【 2016/01/26 】
【 2016/01/25 】
【 2016/01/22 】
【 2016/01/21 】
【 2016/01/20 】

10月のデジカメ国内販売は3.7%増、デジタル一眼レフが好調


 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン株式会社(GfK Japan)は6日、2005年10月期の国内イメージング市場概況を公開した。デジタルカメラの販売台数は59万7,000台、前年同月比は103.7%。

 販売チャンネル別では、家電量販店が32万9,000台、前年同月比110.8%。カメラ専門店が26万8,000台、同96.3%。

 10月期はデジタル一眼レフカメラが好調で、行楽シーズンによる追い風と、家電量販店チャンネルでの取り扱い数量が伸びた影響で堅調に推移した。当期の全デジタルカメラにおけるデジタル一眼レフカメラのシェアは数量7.2%、金額25%以上。

 同レポートでは、家電メーカーが2006年春以降にデジタル一眼レフカメラに参入することをあげ、次期商戦の激化を予想。ただし、「レンズ群の充実とさらなる低価格化が進まない限り、ある程度で頭打ちになる可能性がある」と述べている。加えて、コンパクトデジタルカメラからの乗り換えが同市場の拡大に必須とした上で、レンズなど事前に揃えるべき製品が多いことを解説。一般消費者にとってのハードルの高さを指摘している。

 また、各機種のCIPA規格準拠の撮影可能枚数を比較し、昨年初旬から1回の外出時に撮影可能な枚数が増加傾向にあると分析した。「コンパクト、スリム、デザインといった外的要因だけではない訴求が求められている」とし、「手ブレ補正機構など、写真撮影をサポートする機能が今後さらに受け入れられるだろう」とまとめている。



URL
  GfK Japan
  http://www.gfkjpn.co.jp/
  2005年10月期Imaging市場現況(PDF)
  http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFi-imaging_0510.pdf

関連記事
9月のデジカメ販売は2.1%増、家電量販チャネルが好調(2005/11/08)


( 本誌:折本 幸治 )
2005/12/06 13:13
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.