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プロ用機材の展示会「スタジオ写真フェア2005」開催

~マミヤZDの実機が展示される

 写真館やDPEショップなどの写真事業者向け機材展示会「スタジオ写真フェア2005」が、28日に開幕した。会期は30日まで。会場は東京 浜松町の東京都立産業貿易センター。入場は無料。

 スタジオ写真用の機材やシステムから、小道具や衣装まで、50社が出展。プロ向け機材が中心で、コンシューマー向けの展示はない。注目される展示は、中判デジタル一眼レフカメラ「マミヤZD」の実機で、マミヤ・オーピー株式会社のブースで出品されていた。


マミヤ・オーピーのブース
 マミヤZDは、2004年9月に独で開催されたPhotokina 2004で発表されたデジタル一眼レフカメラ。DALSA製の有効2,150万画素CCDを搭載している。CCDの大きさは48×36mmで、銀塩フィルムの645判(56×43.5mm)よりやや小さい。記録画素数は5,356×4,056ピクセル。記録媒体はCFとSDメモリーカードで、PCとの接続はIEEE 1394。1.8型TFT液晶モニターを備える。


2台の動作するマミヤZDが用意された
手にとって操作することができる


 会場には2台のマミヤZDの動作する実機が用意されており、手にとって操作することができる。同社によれば、3月に開催されたフォトイメージングエキスポ2005に展示されたものからファームウェアが更新されているが、ハードウェア的には同じものだという。開発の状況は「絵作りは固まったが、各部の調整を進めている」段階としており、今後も仕様の変更がありうるという。また、デジタルバックの「ZDバック」はZDの後に開発されるという。

 発売日は未定。価格は当初目標の「100万円未満」から、「100万円前後」と、若干の値上げの可能性が示唆された。


駒村商会が出品したデジタル一眼用ビューカメラ「ホースマンLD」。デジタル一眼レフでアオリ撮影が可能になる。中判用、大判用のレンズも使用可能。35mm判サイズの撮像素子を搭載するデジタル一眼でシフト機能を使って2枚の画像を張り合わせると、645判相当の画像を撮影できるという
フジカラープロフォトセンターが出品した「らくらくフロンティア」。デジタル出力機のフロンティアに最適化された、ホワイトバランス設定用グレーカード。7種類のグレーカードで色味を調整できる。37,000円 エプソンはインクジェットベースの出力機「CRYSTARIO」シリーズを展示


URL
  スタジオ写真フェア2005
  http://www15.ocn.ne.jp/~promedia/

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【PIE2005】マミヤブースレポート(2005/03/18)


( 田中 真一郎 )
2005/06/28 18:11
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