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2月の国内出荷はデジタル一眼が好調、デジカメ全体は5カ月連続で減少


 有限責任中間法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1日、2005年2月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体では、生産台数が371万174台(前年同月比95.9%、以下同)、国内出荷台数が56万7,672台(99.2%)。共に前年割れとなり、国内出荷台数は5カ月連続で減少した。金額は、生産が814億3781万円(80.8%)と減少したものの、国内出荷は165億8,676万円(104.6%)と微増した。

 輸出は329万1,487万台(99.1%)、793億8,238万円(88.8%)。地域別では、欧州が139万3,355台(89.3%)、北米州が109万2,439台(103.1%)、アジアが55万6,296台(96.2%)、その他が24万9,397台(200.7%)。

 レンズ交換式一眼レフタイプは、生産台数が29万9,194台(175.9%)、国内出荷台数が4万1,658台(193.9%)と大幅な伸長が続いている。金額でも続伸し、生産は176億1,518万円(164.9%)、国内出荷は33億9,563万円(189.7%)。全デジタルカメラのうちデジタル一眼レフカメラの占める割合は、国内出荷台数で7.3%、国内出荷金額で20.5%。前月より台数で0.6ポイント、金額で4.4%上昇した。

 一眼レフ用交換レンズは、総生産台数が43万3,254個(107.5%)、国内出荷台数が7万340台(101.3%)と微増。生産金額は63億4,311万円(102.4%)、国内出荷金額は17億7,200億円(99.4%)。

 銀塩カメラは、総生産台数33万4,316台(53.9%)、国内出荷台数2万8,833台(48.7%)。生産金額は16億4,916円(44.8%)、国内出荷金額は4億3,163万円(51.8%)となった。



URL
  CIPA
  http://www.cipa.jp/
  デジタルスチルカメラ生産出荷実績表2005年2月分(PDF形式)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/d_200502.pdf
  スチルカメラ等生産出荷実績表2005年2月分(PDF形式)
  http://www.cipa.jp/data/pdf/s_200502.pdf

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( 折本 幸治 )
2005/04/01 13:50
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