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フォーサーズ3社、「レンズアップデート共同サービス」を開始


他社製フォーサーズレンズを装着したオリンパスE-420(左)とパナソニックDMC-L10(右)。従来、ユーザーによるアップデート作業はレンズと同じメーカーのボディが必要だったが、他社製ボディでも可能になった
 オリンパス、シグマ、パナソニックは15日、「フォーサーズレンズアップデート共同サービス」を開始した。カメラボディのメーカーを意識することなく、フォーサーズレンズのファームウェアアップデートが可能になる。

 従来、ユーザー自らがアップデートする場合、オリンパス製レンズはオリンパス製ボディ、パナソニック製レンズはパナソニック製ボディを介してレンズのファームウェアをアップデートしていたが、「オリンパスレンズ+パナソニックボディ」、「パナソニックレンズ+オリンパスボディ」といった組み合わせでもアップデートが可能になった。

 同様にシグマ製レンズもオリンパス製ボディ、またはパナソニック製ボディに装着してのファームウェアアップデートが可能になる。ただし15日現在、シグマ製レンズのファームウェアアップデートは公開されていない。

 15日現在、オリンパスは自社のファームゥエアダウンロードページにて、パナソニック「D Summilux 25mm F1.4 ASPH.」のVer.2.1を公開中。適用することで、ライブビュー時のコントラストAFに対応する。アップデートはOLYMPUS Master、OLYMPUS Studio経由で行なう。またパナソニックは、DMC-L10のファームウェアVer.2.1を公開。

 フォーサーズシステム規格は、オリンパスとコダックが2002年9月に提唱したデジタル一眼レフカメラの規格。CCDサイズ(4/3インチ)、レンズマウント径、イメージサークル径、バックフォーカス長などを規定したもので、オリンパス、パナソニック、ライカがカメラボディを発売。またシグマがフォーサーズシステム規格準拠の交換レンズを発売している。



URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.olympus.co.jp/jp/info/2008b/if081015fourthirdsj.cfm
  ダウンロードページ
  http://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/DI/fwdl/e1/contents_up.cfm
  シグマ
  http://www.sigma-photo.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.sigma-photo.co.jp/news/info_081015.htm
  ダウンロードページ
  http://www.sigma-photo.co.jp/support/soft/firm/
  パナソニック
  http://panasonic.co.jp/
  ダウンロードページ
  http://panasonic.jp/support/dsc/download/fts/

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( 本誌:折本 幸治 )
2008/10/15 14:07
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