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オリンパス、超音波モーター「SWD」搭載レンズなど正式発表


 オリンパスは、超音波駆動方式を採用した交換レンズの新製品として、「ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4 SWD」、「ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2 SWD」、「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD」の3本と、テレコンバーターレンズ「ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter EC-20」を発売する。発売時期と価格は下表の通り。

製品名 標準価格 発売時期
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4 SWD 12万4,950円 2007年11月23日
ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2 SWD 30万9,750円 2008年春
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD 14万7,000円 2007年11月23日
ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter EC-20 6万3,000円 2007年11月23日


左からEC-20、ED 14-35mm F2 SWD、ED 12-60mm F2.8-4 SWD、ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
 いずれも、同社が3月にE-1後継機(E-3として17日に正式発表)とともに発売を予告していた製品で、交換レンズ3本は同社として初めてSWD(Supersonic Wave Drive=超音波モーター)によるAF駆動に対応。レンズとボディ間の通信速度を大幅に向上したデジタル一眼レフカメラ「E-3」との組み合わせで、世界最速のAF駆動を実現するという。

 SWDでは、2つの超音波駆動素子が独自の楕円振動を励起することで、超高速駆動を行なう。また、超小型光エンコーダーを配置し、減速ギアのない回転ダイレクト検出により、レンズ駆動の位置検出と制御を1/1,000mmオーダーで実現する。

 モーター駆動だった従来のZUIKO DIGITALシリーズと異なり、3本ともメカニカル連動のマニュアルフォーカス機構を採用。「違和感のない自然なフィーリングでピントの調整が行なえる」という。従来通り、AFからMFへのシームレスな切替が可能な「フルタイム・マニュアルフォーカス」にも対応する。

 3本とも防塵防滴構造を採用。オリンパスオプトテクノロジーの辰野事業所(長野県上伊那郡辰野町)が生産を担当する。

 なお、今回の正式発表により、開発ロードマップにおける未発表の製品は、「望遠マクロ」と「超広角ズーム」を残すのみとなった。


ED 12-60mm F2.8-4 SWD

ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4 SWD
 35mm判換算で焦点距離24〜120mm相当をカバーする広角ズームレンズ。レンズ構成は10群14枚。スーパーED(特殊低分散)レンズ1枚、EDレンズ2枚、非球面EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚を使用している。ED系レンズで広角側での倍率色収差や望遠側での軸上色収差を補正するとともに、非球面レンズで小型化と高画質化を実現したという。

 フォーカシングには、全長が変化しないインナーフォーカスと、近接撮影で効果の高いフローティングを採用する。最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率は0.28倍。7枚羽根の円形絞りを採用する。

 フィルター径は72mm。本体サイズは79.5×98.5mm(最大径×全長)、重量は575g。レンズフード「LH-75B」やレンズケースなどが付属する。


ED 14-35mm F2 SWD

 35mm判換算で焦点距離28〜70mm相当をカバーする2.5倍ズームレンズで、ZUIKO DIGITALシリーズの中でもプロフェッショナル仕様となるスーパーハイグレード(SHG)の新製品。同じくSHGの「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2」に続き、ズームレンズでは珍しく焦点全域で開放F2を実現している。


ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2 SWD
E-3に装着したところ

 レンズ構成は、EDレンズ2枚、非球面EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚を含む17群18枚。フローティング&インナーフォーカスによるフォーカシング方式を採用し、最短撮影距離は0.35m、最大撮影倍率は0.12倍となっている。

 絞り羽根は9枚で円形絞り。フィルターサイズは77mm、本体サイズは86×123mm(最大径×全長)、重量は915g。レンズフード「LH-82B」、レンズケースなどが付属する。


ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
 既存の「ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5」(2003年10月発売)をSWD化したモデル。合焦スピードは従来モデルの2倍としている。従来モデルよりも標準価格で1万5,750円高くなった。

 SWD以外の変更点としては、取り外し可能な三脚座を大型化したほか、付属のレンズフードをPLフィルター操作用の切り欠きを備えた「LH-70C」に変更。

 レンズ構成などのスペックは従来モデルと共通。35mm判換算で焦点距離100〜400mm相当をカバーする明るめの望遠ズームレンズで、EDレンズ3枚を含む15群16枚構成を採用。フォーカシングはインナーフォーカスで、最短撮影距離は1.2m、最大撮影倍率は0.21倍。

 絞り羽根は9枚で円形絞り。従来モデルも円形絞りだったが、SWDモデルでは新設計の絞りになるという。また、本体は従来モデルと同じく防塵防滴構造となっている。

 本体サイズは86.5×157mm(最大径×全長)、重量は995g(三脚座別)。従来モデルより75g増した。


2x Teleconverter EC-20

 焦点距離と撮影倍率を2倍に伸ばすテレコンバーター。既発売の「ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14」と同様に、魚眼レンズやマクロレンズを含むすべてのZUIKO DIGITALレンズに装着できる。


ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter EC-20
EC-14(右)との比較

 レンズ構成は5群7枚。本体は防塵防滴構造となっている。本体サイズは68×41mm(最大径×全長)、重量は225g。装着時は有効Fナンバーが2段分低下する。


装着例1(E-3、ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
装着例2(E-3、ZUIKO DIGITAL ED 300mm F2.8)


URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  ニュースリリース(ZUIKO DIGITALレンズ)
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr071017zuikoj.cfm
  ニュースリリース(2x Teleconverter EC-20)
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr071017ec20j.cfm
  ZUIKO DIGITALのページ
  http://olympus-imaging.jp/product/dslr/accessory/lens/

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( 本誌:折本 幸治 )
2007/10/17 14:34
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