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タムロン、デジタル専用レンズ「AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II」を3月17日に発売


AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO(Model A14)
 株式会社タムロンは、デジタル一眼レフ専用の交換レンズ「AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO(Model A14)」の発売日を3月17日と発表した。価格は69,300円。

 各マウント別の発売時期は、キヤノン、ニコン用が3月17日、コニカミノルタ、ペンタックス用が近日発売予定となっている。

 Photokina 2004で発表されたデジタル専用の高倍率ズームレンズ。APS-Cサイズ相当の撮像素子を採用するデジタルカメラに対応し、35mm判換算で同社のベストセラーモデル「AF28-300mm」シリーズ(現行はデジタル対応のModel A06)と同等の焦点距離をカバーする。製品化にあたり、汎用ズームとしての軽量かつコンパクトな設計を実現するため、部品の高精度化、軽量化、強度向上など製造技術の革新を図ったとしている。

 なお製品名に付けられた「Di II」とは、APS-Cサイズ専用のレンズシリーズに与えられる名称。従来から展開する「Di」は、35mmおよびAPSフィルムカメラでも使用可能なデジタル対応レンズシリーズ。

 レンズ構成は13群15枚。XR(高屈折)ガラスの活用により、光学パワー配分の最良化とコンパクト化、収差補正を図っている。また、複合非球面レンズ3枚やLD(特殊低分散)レンズ2枚を採用し、軸上および倍率色収差を良好に補正したとしている。

 ゴーストやフレア対策としては、フロント面からの反射を抑える通常のマルチコートに加え、レンズ張り合わせ面へのマルチコート(インターナル・サーフェイス・コーティング)も施されている。また、入射光の角度を一定の範囲内に収める設計を行ない、さらにフィルムカメラ用交換レンズに比較して、周辺光量の低下を抑えたとしている。

 開放F値はF3.5~6.3。インナーフォーカスを採用し、最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は1:3.7(200mm時、最短撮影距離)。なお、Model A06の最短距離は全域0.49mとなっている。絞りは7枚羽根で、最小F値はF22。

 レンズの自重落下を防止する「ズームロック機構」を搭載。フィルター径は62mm。本体サイズは73.8×83.7mm(最大径×全長)、重量は398g(ニコン用の場合)。花形フードが付属する。



URL
  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.tamron.co.jp/news/release/news0928_a14.html

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( 折本 幸治 )
2005/02/17 13:32
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