レンズは焦点距離35~420mm(35mm判換算)、F2.7~4.6の光学12倍ズーム。レンズ先端にはフィルターネジが切ってある。ゴムで表面が仕上げられた鏡胴のリングは、試作機ではズーム動作を行なうものだった。しかし、シャッターボタン周りには別にズームレバーがある。あくまでも推測だが、ほかの機能を割り当てることが可能かもしれない。リングの名称は「EXILIM FUNCTION RING」。現状ではリングの回転角と液晶モニターで見る実際の画角の追随が上手くいっておらず、やはり何らかの処理が介在しているものと思われる。