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μ795SW
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オリンパスは耐衝撃機能や防水性能などを備えるコンパクトデジタルカメラ「μ795SW」を9月21日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円前後の見込み。本体色はダークシルバーとピアノブラックから選べる。
3月に発売されたμ770SWの後継機。同社の秋モデルにおける特徴の1つ、顔検出機能を含む「フェイス&バックコントロール」を搭載する。顔検出機能と画面の任意の部分の露出だけを補正できるSAT(シャドウ・アジャスト・テクノロジー)を組み合わせた機能で、4月発売のμ780から採用されている。μ780ではまだ連携せず、それぞれが単独で活用されていた。
ほかに「比較ウインドウ機能」も搭載されるが、同機が利用できるのは「明るさ」の1項目のみとなっている。
水深10mの防水機能、-10度まで動作が保証される耐寒性、100kgfの耐荷重性能、スーパーマクロLED、気圧、標高、水圧、水深を測る圧力センサーなどμ770SWの機能の多くが引き継がれている。
なお、8月30日発売の姉妹機「μ790SW」は、防水3m、耐落下1.5m、耐寒-10度となっている。
撮像素子はμ770SWと同じ1/2.33型の有効710万画素CCD。撮影感度は通常ISO80~1600。ブレ軽減機能選択時には最大ISO約1600、キャンドルモードと寝顔モードでは最大ISO約2500で撮影できる。
レンズもμ770SWと同じ35mm判換算焦点距離38~114mm、F3.5~5の光学3倍ズームを搭載する。最短撮影距離は通常時50cm。マクロモード広角端20cm、同望遠端30cm。スーパーマクロモード時は7cmとなっている。
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左からダークシルバー、ピアノブラック
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液晶モニターは約23万画素の2.5型TFT。記録媒体は約14.7MBの内蔵メモリと、xDピクチャーカード。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約220枚。
本体サイズは91.8×20.6×59.2mm(幅×奥行き×高さ)、電池とメモリカードを含まない重量は155g。
別売オプションとして40m防水プロテクター「PT-035」(2万6,250円)、フロートハンドストラップ「CHS-05」(2,520円)、ウェアラブルケース「CSCH-40」(5,250円)などが用意される。
■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
製品情報
http://olympus-imaging.jp/product/compact/mju795sw/
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・ オリンパス、10m防水の耐衝撃デジカメ「μ770SW」(2007/02/16)
( 本誌:織原 博貴 )
2007/09/06 12:14
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