米Olympus、顔検出を搭載した18倍ズーム機「SP-560UZ」

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米Olympus、顔検出を搭載した18倍ズーム機「SP-560UZ」

　Olympus Americaは23日(現地時間)、国内未発表のコンパクトデジタルカメラ「SP-560 Ultra Zoom」を発表した。米国での価格は449.99ドル。国内での発売は未定。

　3月発売の高倍率ズーム機「CAMEDIA SP-550UZ」の後継機種と見られる製品。CCDが1/2.5型有効700万画素から1/2.35型有効800万画素になり、18倍ズームレンズの焦点距離も28～504mm相当から27～486mm相当(ともに35mm判換算)に変化している。開放F値はF2.8-4.5で、センサーシフト式の手ブレ補正機構も引き続き備える。最高感度はISO1600。ISO3200と5000では3M相当での記録となる。

　さらに画像処理エンジンを「TruePic TURBO」から「TruePic III」に変更。顔検出AF & AEも新たに搭載した。また、「Shadow Adjustment Technology」が、明暗差の大きなシーンで画像の明部と暗部を補償し、よりバランスの良い写真を生成するという。　SP-550UZと同じく、15fpsでの連写機能やプリキャプチャー機能も備える。マニュアル露出も可能。

　液晶モニタ―は2.5型23万画素。JPEGに加えてRAWでの撮影が可能。AVI形式の動画記録も行なえる。電源は単3電池4本。記録メディアはxDピクチャ―カード。47MBの内蔵メモリも搭載する。本体サイズは116×78×78.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は365g(バッテリー、記録メディア除く)。

　なお24日現在、日本のオリンパスWebサイトでは、SP-550UZの情報が「今まで発表した主な機種」のページに移動している。

■ ＵＲＬ
　 Olympus America
　 http://www.olympusamerica.com/
　ニュースリリース
　 http://www.olympusamerica.com/oai_HeadlinesDetails.asp?pressNo=551

■ 関連記事
・オリンパス、28mmからの光学18倍ズーム搭載の「SP-550UZ」（2007/02/14）

（本誌：折本幸治）
2007/08/24 18:13

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