富士フイルム、光学4倍ズームの900万画素機「FinePix A900」

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富士フイルム、光学4倍ズームの900万画素機「FinePix A900」

　富士フイルムは、光学4倍ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix A900」を23日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万5,000円前後の見込み。


FinePix A900

　FinePix Aシリーズの最上位となるニューモデル。撮像素子は1/1.6型有効903万画素のスーパーCCDハニカムHR。最大記録解像度は3,448×2,616ピクセル。320×240ピクセル、30fps、AVI/Motion JPEG形式での動画撮影も可能。最高感度はISO800。なお、2月に発売した光学3倍ズームの有効830万画素モデル「FinePix A800」は併売する。

　レンズは35mm判換算の焦点距離39～156mm、F2.9～6.3の光学4倍ズーム。最短撮影距離は60cm。マクロモードでは広角で約10cm、望遠で約26cmまで接写できる。

　A800などと同様に、xDピクチャーカードとSDメモリーカードのデュアルスロットを備える。SDHCメモリーカードには対応しない。内蔵メモリは約10MB。液晶モニターは11.5万画素の2.5型TFT。コーティングを施すことで晴天下での反射を軽減した。

　高速赤外線通信機能「IrSimple」に対応し、ほかの対応機器や同社製携帯プリンタ「Pivi」などに画像を転送できる。

　シーンに最適な発光量と感度を自動調整する「iフラッシュ」を搭載。人物の白トビを抑えるほか、背景も目で見たものに近い撮影が可能という。被写体ブレを軽減する「スポーツモード」や、赤ちゃんの肌に適した「ベビーモード」なども備える。

　電源は単3電池×2本。アルカリ乾電池のほかニッケル水素充電池も使用可能。CIPA準拠の撮影枚数はアルカリ乾電池で約100枚、ニッケル水素充電池で約350枚。

　本体サイズは97.3×32.1×61.7mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約156g、バッテリーとメモリカードを含む重量は約204g。

【訂正】記事初出時、ニュースリリースの誤りにより「スポーツモード」を「ブレ軽減モード」ど記載しておりました。訂正いたします。

■ ＵＲＬ
　富士フイルム
　 http://fujifilm.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0112.html
　製品情報
　 http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixa900/

■ 関連記事
・富士フイルム、xD/SD両対応の入門機「FinePix A800/A610」（2007/01/25）

（本誌：武石修）
2007/06/05 15:49

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