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写真で見る リコー「Caplio GX100」


EVFを装着したGX100
 リコーが20日に発売するコンパクトデジタルカメラ「Caplio GX100」を借りることができたので、外観写真を中心にお伝えする。また「GR DIGITAL」との比較写真も掲載した。

 GX100は、1/1.75型有効1,001万画素CCD、35mm判換算24~72mmの光学3倍ズームレンズ、約23万画素の2.5型液晶モニターなどを搭載するコンパクトデジタルカメラ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。

 Caplio GX8の後継モデルという位置づけだが、外観や機能などはGR DIGITALに近いものとなっている。“GR DIGITALのズーム版”と言ってももよいくらいだ。

 GR DIGITALとの外観上の大きな違いは、前面に出たポップアップストロボ部とレンズ鏡胴だろう。グリップも厚みが増したため、GR DIGITALよりやや大きめな印象を受けた。滑り止めが前面と背面で分離した形になったが、持ちやすさは損なわれていないと感じた。

 操作面では、シャッターボタンのすぐ前にあるアップダウンダイヤルの露出部分が増えて、回しやすくなった。また、背面のボタンがGR DIGITALより浮き出ているため押しやすい。

 取り外し可能なEVFを装着し、アイレベルで構えると液晶モニターを見ながら撮影するより安定してホールドできる。ゴム製のアイカップは、もう一回り大きくても良かったと思う。EVF単体の重さは実測で20g程度と軽いのがうれしい。






グリップにはエラストマーを貼りつけた

背面のボタン。「VF/LCD」ボタン以外はGR DIGITALとほぼ同様の配置 ADJ.(アジャスト)スイッチはレバー式。押し込むことで確定の操作を行なう

シャッターボタン周り シャッターボタンの反対側にはストロボオープンスイッチとファンクションボタンを設けた

ホットシュー。すぐ下にはEVF用のコネクタが見える ホットシュー用カバーはEVF用コネクタのカバーも兼ねる

親指部分に滑り止めを配置 ストロボをポップアップしたところ

機種名ロゴ。浮き彫りを採用 レンズ上部には、Caplioの新しいロゴをあしらった

メモリカードスロットおよびバッテリー室。単4電池も利用できる 付属の充電器(左)とバッテリー。バッテリーは「DB-60」で、GR DIGITALと共通

右手側下部にAV/OUTとUSBの端子を備える GR DIGITALと異なりレンズバリアを搭載していないため、レンズキャップが付属する

付属のストラップはハンドタイプだが、オプションのネックストラップ「GS-1」を使用すると両吊りができる

EVF

同梱のEVF(右)。専用ケース(左)と端子カバー(手前)も付属する EVFはチルトさせなければ、内蔵ストロボとの同時使用が可能


最大90度(真上)までチルトさせることができる

接眼部を回転させることで視度調節が行なえる

フード&アダプター(HA-2)

アダプターを介して、フードを取り付けたところ

アダプターにはネジが切ってあり、43mm径の市販フィルターが使用できる

ワイドコンバージョンレンズ(DW-6)

ポーチ(左)とキャップ(右)も付属

35mm判換算で19mm相当の画角となる ワイドコンバージョンレンズの取り付けには、HA-2のアダプターが必要

メニュー表示など

撮影設定


セットアップ



再生設定

RAW(DNG形式)での撮影が可能 正方形のアスペクト比も選択できる

画像設定で仕上がりを指定可能 用意されたもの以外に、コントラストなどを調整してプリセットすることもできる

ISO感度設定 高感度オートモードでの上限も設定できる

最大感度はISO1600 CCDシフト方式の手ブレ補正を搭載

現在の設定を記憶できるマイセッティング機能を搭載。2通りの記憶が可能 35mm判換算24mm、28mm、35mm、50mm、72mm相当で固定できるステップズーム機能も継承

ADJ.レバーには、露出補正やホワイトバランスなどから4つまでを選んで割り当てられる。 ファンクションボタンにもよく使用する機能を割り当てられる

RAW記録時はJPEGも同時に記録する。その場合の解像度は3種類から選択可能

ADJ.ボタンを押したところ。あらかじめ選択してある設定項目を変更できる マニュアルフォーカスも使用可能

撮影画面 格子線表示

マニュアルモードの撮影画面。 スクエアモード

シーン選択では、簡単な説明を表示

再生画面 情報表示

ハイライト警告 拡大表示

3枚表示 サムネイル表示

スクエアモードで撮影した画像を再生したところ

GR DIGITAL(右)との比較

※写真のGR DIGITALは、「プレミアムリングプレゼントキャンペーン」の限定リングを装着しています。


Caplioのロゴがあるポップアップストロボ部が外観上の大きな違い 背面はよく似ている。GR DIGITALでは滑り止めが、前面から背面まで繋がっていたが、GX100では分割した形になった。「VF/LCD」ボタン以外はGR DIGITALとほぼ同様の配置

GX100はGR DIGITALに比べて表面がなめらかだ 滑り止めの巻き方の違いが見て取れる

グリップの厚みが増している。レンズもやや突き出す形になった

レンズの繰り出しを比べたところ(GX100は広角端)



URL
  リコー
  http://www.ricoh.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/digital_camera/2007/0328.html
  製品情報
  http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/gx100/

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( 本誌:武石 修 )
2007/04/12 16:13
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